銘柄研究

バレル40ドルを超えて来たらシェブロンの売却を考えている理由

以前の記事にて5月15日に66%もの大減配を発表したロイヤルダッチシェル(RDSB)を売却し、900万円近い損失を確定させたことを書きました。

【速報】ロイヤル・ダッチシェル戦後初、66%の大減配発表!でもろくも崩れ去った人生設計とはエネルギー銘柄のロイヤル・ダッチシェルが現地時間の4月30日に配当のお知らせをリリースしました。 奇しくもライバルのエクソンモービ...

そして売却資金で同日購入したのが、同じくエネルギー銘柄のシェブロン(CVX)だったわけです。

900万円もの損失確定、ロイヤル・ダッチシェルを売却しシェブロンを購入した理由日本時間の5月15日、一般取引分のロイヤル・ダッチシェル(RDSB)をすべて売却しました。 その理由ですが、もちろん以下。 ...

購入理由は配当利回りの高さと財務力(の強さ)。

ロイヤル・ダッチシェルの利回りが4%台だったのに対し、シェブロンは5%を大きく超えており1%以上の差があった。

またその財務力から減配の可能性はより低い、と考えた。

ではこのシェブロンを当面ホールドするのか?

ですが、実はタイトルのとおりWTIで1バレル40ドルを超えて来たら売却しようと考えています。

では、シェブロン売却の資金で何を買うか?

と言えば、

エクソン・モービル(XOM)。

「なんだなんだ~、ロイヤル・ダッチシェルを売却してシェブロンを買ったと思ったら、今度はエクソン・モービルって一体何考えてんだ。」

とお思いでしょう。

ご存じのとおりエネルギー銘柄の業績は原油価格に左右されます。

株価もまたしかり。

こちらはエクソン・モービルとシェブロンの過去10年間の株価の推移ですが、ほぼ同様の値動きとなっているのが見て取れます。

もちろん過去の数字から見れば40ドルを超えてもいまだ復活には不十分のわけですが、すでに各社は設備投資と経費の大幅な削減を公表しており、以前より損益分岐点(採算ライン)は下がっていると考えられます。

あくまで私見ですが、40ドルを超えていれば赤字決算は避けられ、減配の可能性はかなり下がるのでは?と予想((注意)期待ともいうし単なる妄想ともいう)しているわけです。

そしてここが重要なのですが、現在の配当利回り(シェブロン5.7%、エクソン・モービル7.8%)を見るまでもなく、バレル40ドルを超えた時点でもエクソン・モービルの利回りはシェブロンのそれを上回っている可能性が高い。

と考えた。

となればインカムゲイン投資家としてエクソンに乗り換えるしかない。

そう思っているわけです。

「そんなの単なるあなたの皮算用&夢物語。 現実は思うようにいかないよ。 第一エクソン・モービルが減配しないなんて可能性はどこにもないでしょ。」

って全くそのとおり。

ただ再三申し上げているとおり、当方は配当利回りを追う者。

そして、

「ハイリターンにはハイリスク。」

「投資は自己責任。」

の言葉を片時も忘れない者。

そういうことです。

(皮算用に基づく投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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