「コカ・コーラが10年後、どれほどの業績をあげるかは多少の幅で予想がわかれるかもしれません。
しかし、長期にわたって投資を続けたときに、世界中の企業をリードできると確信しました。
そして所有していなければならないと考えました。
コカ・コーラは20年後には経営者が変わっていることでしょう。
しかし、それでもコカ・コーラの優位性は揺るぎないと思うから、投資をするのです」
by ウォーレン・バフェット
そのコカコーラですが、まさにバフェットの言葉どおりこの銘柄は世界をリードし続けています。
そして1988年に初めて購入したこの銘柄をバフェットはいまだしっかりと保有し続けています。
そのバフェットですがこうも言っていました。
「投資に際して大切なのは、ビジネスそのものです。最近投資したIBMにも同じことが言えます。
経営者が素晴らしいうえに、顧客基盤が強固です。
最も大切なのは、土台としている事業が自分の一生涯と考えてもいいぐらいの、今後何十年にもわたって持続可能な競争力を持っていることなのです」
そのIBMですが、2011年の購入から保有を続けていましたが、業績低迷が続いていたこの銘柄にバフェットがついに見切りをつけて売却に転じたのが、2017年初頭。
その後も売却を続け、ついに2018年の初めにすべての売却を完了したのでした。
いくら投資の神様、バフェットでも、100戦100勝というわけにはいきません。
バフェットとて結局は人間ですから判断を誤ることもあります。
しかも我々凡人投資家とは違い、購入まで50年(!)以上の長きに渡りIBMの年次決算書を読み続けて来た上での投資であったにもかかわらず、、、
そこに株式投資における銘柄選定の難しさを知ることになります。
そこで非常に気になるのがこちら。
そう、アップル(AAPL)。
IBMの売却に合わせ2016年に初めてこの銘柄を購入してからバフェットはひたすら買い増しを続けてきました。(直近2019年9月末では若干減らしてはいますが、、、)
「今日や明日、来月に株価が上がろうが下がろうが、私にはどうでもいい。その会社が10年、50年経っても欲しいと皆が思うものを作っているかどうかが重要なのです。」
という言葉も残しているバフェットですが、
果たしてIBMの二の舞になってしまうのか?
あるいはコカコーラのように今後長きに渡り保有を続けるいわゆる殿堂銘柄となるのか?
こればかりはまさに(本当の)神のみぞ知るところです。
以上、ご参考まで。
(投資にあたってはくれぐれも自己責任にてお願いいたします。)
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