現地時間の5月14日、スリーエム(MMM)が配当のお知らせをリリースしました。
その内容は以下のとおり。
3M取締役会は本日、2024年第2四半期の普通株式に対する1株当たり0.70ドルの配当を宣言しました。
配当金は、2024年5月24日の営業終了時の株主名簿に記載された株主に対し、2024年6月12日に支払われます。
3Mは100年以上にわたり、株主への配当金を途切れることなく支払ってきました。
2024年3月31日現在、3Mの発行済普通株式総数は553,361,257株、登録株主数は59,380人となっています。
この銘柄はすでに4月30日の2024年第1四半期決算発表時、5月に宣言される予定の次回第2四半期の配当は調整後フリー・キャッシュ・フローの約40%になる見込みである旨、つまり減配を公表していたわけで減配自体は想定内。
ただインカムゲイン投資家として、これまでの1株当たり1.51ドルから0.70ドルへと54%もの大減配は正直キツイ。
そしてこれまで66年の長きに渡り増配を続けて来た銘柄の減配、ということで心中複雑なものがあります。
この結果現時点の配当利回りは2.8%にまで下がることになりました。
ということでこの銘柄を売却します。
売却資金で何を買うか、ですが、やはりインカムゲイン投資家としては少なくともこの配当利回りを上回る銘柄からの選択となります。(皮肉にも売却損計上となりますので税金を考慮する必要はありませんから、、、)
で、今回は米国株ではなく日本株から選択しようと考えています。
その理由ですが、通貨分散。
当方の場合現在株式資産に占める米国株、つまりドル資産の割合は90%を超えている状況。
いくら長期円安派とは言え、もう少し円資産の割合を増やしても良い。
持株の買い増しで考えるなら、予想配当利回り3.9%の本田技研工業(7267)あたりがうってつけか?
とりあえずスリーエムの売却は6月支払い分の権利を取ってからを予定しており、これから1週間程度あれやこれやと悩みながら銘柄検討を行いたいと考えています。
(大減配を実施した銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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おはようございます。
なんとも衝撃的なNEWSです。
あの3Mが大減配とは。既に正直者さんのプログ記事でも
減配は予告警告頂いていましたが、あっさりと
半世紀に及ぶ連続増配の歴史に3Mは終止符を打ちましたね。
https://naobito.net/naobitolist-aristocrat-20240430/
通貨の分散はとても大事だと思います。
同じく国内資産と海外資産のバランスは常に意識しています。
およそ半分ずつになるように意識しながらポートフォリオバランスを組んでいます。バーベル戦略ですね(笑)
ウィニングチケットさん
おはようございます。
さかのぼればクラフトハインツ、ロイヤルダッチシェルと優良配当銘柄とて大減配を実施する。
つまり絶対はない。
当方の場合幸いスリーエムの配当は全体の5%以下、仮に保有を継続しても実害は2.5%程度。
その意味で分散投資の重要性を再認識することになりました。
ウィニングチケットさんはバーベル戦略ですか、さすがバランスが取れていますね。
当方は年がいになくドル集中ですので是正していこうと考えています。