現地時間の10月30日、バイオ医薬品企業のアッヴィ(ABBV)が第3四半期決算発表と同時に配当のお知らせをリリースしました。
そのリリース内容は以下のとおり。
アッヴィは本日、取締役会において、2025年1月15日現在の株主名簿に記録された株主に対し、2025年2月14日に支払う四半期配当金を、1株当たり1.55ドルから1.64ドルに増額することを決議したと発表しました。
これは約5.8%の増配であり、配当金の増額を通じて株主に現金を還元するというアッヴィの強いコミットメントを継続するものです。
2013年の創業以来、アッヴィは四半期配当を310%増配しています。
アッヴィは、25年以上連続で年間配当が増加している企業を対象とするS&P配当貴族指数のメンバーです。
ここ最近の増配(発表日ベース)率の推移は以下のとおり。
・2019年:10.3%
・2020年:10.2%
・2021年: 8.5%
・2022年: 5.0%
・2023年: 4.7%
・2024年: 5.8%
2020年まで二ケタ増配を継続するもその後は右肩下がりの状況でしたが、今回昨年の4.7%から5.8%と久しぶりに増配率アップとなりました。
今期は主力製品のヒュミラが特許切れによる後発薬の販売開始で大幅な減収が続いており、調整後ベースで前期より利益を落としていることもあり正直配当維持、つまり増配率ゼロで十分と考えていた当方にとって今回の増配ある意味うれしいサプライズ。
インカムゲイン投資家として大満足しているところです。
(特許切れにより主力製品の売上が減少を続けている銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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