コラム

友遠方より来る また楽しからずや

以前から当ブログで書いているとおり友人が少ない当方、現在定期的に交流がある友人は2名。

しかも一番仲の良い友人は遠方に住んでいるため会える機会は年1回程度。

その友人と久しぶりに今年の5月、法事に合わせ来県した際に部活仲間も誘って会う事が出来楽しい時を過ごしました。

お盆にまた来る予定があるとは言っていたのですが、今度会えるのは来年かなぁ、と思っていたら突然LINEが。

「今度そっちに墓参りに行くんで、飲まない?」

といううれしいお知らせ。

会わないはずなし。

ということで当日は前回同様彼が部活仲間を誘ってくれ3ヶ月ぶりの楽しい飲み会(当方はノンアル対応)となりました。

ちなみに一番仲の良い友人を含む2人がいまだ働いており、リタイア組は当方を含む2名という布陣。

リタイア組のT君も当方と同じくサラリーマン生活を送った後60歳できっぱり仕事を辞めています。

ただ当方とは置かれた環境が全く違う。

元々家が農家だったT君は兼業農家を続けていたのですが、かなり前に農家を止め趣味で畑をやっている程度。

そして現在の収入ですが、いわゆる賃貸収入。

プライベートに立ち入ることになるので詳しくは聞きませんでしたが、駐車場やテナントからの収入があるらしい。

ちなみに自宅は農家だっただけあり、駅から歩いて10分の距離にあるにもかかわらず土地も家もバカでかい。

そんな状況であれば60歳でのリタイアも十分うなずけます。

とここで勝手な推測となりますが、我々の世代の場合60歳でキッパリ仕事を辞められる人というのはT君のようないわゆる親から土地や財産を譲り受けた人が多いのではないでしょうか。

我々の世代とは、言い換えれば特に若い頃株式投資等による資産形成が当たり前でなかった、というかそんなことを考えもしなかった世代。

そもそも「株なんて金持ちの道楽。」とか「株はギャンブル。」などと言われ、良心的な商品も少なく個別株取引は証券会社での対面か電話での取引がメインであり、手数料も高かったわけで資産形成の手段にはなりようがなかった。

もちろん当方とて20代、30代の頃は株式投資で資産形成しようなどとは微塵も考えていなかった。

それが40歳を過ぎてからネット取引の普及に後押しされる形で株式投資を開始。

その後数々の失敗(詳細は当ブログをご参照ください。)を重ねながら最終的には目標である配当収入300万円を達成しリタイアできた。

なのでT君とは歩んだ道がまるで違う。

今回も何度も「仕事しないで一体毎日何してんの?」と聞かれたまくった当方、おそらく友人達は、

「こいつ出世したわけでも(汗)、Tと違って土地持ちでもないのに60歳でリタイアってどういうこと??」

って思っているに違いない。

まあそういった下世話な話は置いておいて、それにしても友人の存在って本当にありがたい。

遠路はるばる来てくれた友人に感謝するとともに、次回会える日を心から楽しみにしているところです。

(リタイア後の生活設計についてはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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