配当

ジョンソン エンド ジョンソンより配当受領 コロナワクチンで出遅れたこの銘柄を変わらず保有する理由

12月9日にヘルスケア大手のジョンソン エンド ジョンソン(JNJ)から配当金を受領しました。

ジョンソン&ジョンソンの増配タイミングは毎年6月の支払い時、ということで今回も前回同様1株当たり1.01ドルとなっています。

過去の増配率は以下のとおりとなっており、コロナ下の今年2020年を含め抜群の安定感を見せています。

そして58年連続増配というのも大きな魅力です。

この銘柄を初めて購入したのは2008年、その後2011年に買い増しし現在に至ります。

これまでの配当金の積み上がり状況は以下のとおりとなっており、総投資額83万円に対する総配当受領額は43.4万円、投資回収率は52%にまで達しています。

これぞまさに優良配当銘柄への長期投資の威力、さすがはマイクロソフトとともにアメリカ政府が発行する国債を上回るAAAの格付を保有している銘柄だけのことはあります。

そんなジョンソン エンド ジョンソンですが、現在話題となっている新型コロナワクチンの開発においてはこれまであまり目立った存在にはなっていません。

ご存じのとおり、ファイザー・ビオンテック、モデルナが相次いでワクチンの緊急使用許可申請を提出、すでに英国ではファイザー・ビオンテックのワクチンの使用が開始されています。

さらに中間報告を公表していたアストラゼネカの治験結果は来年1月下旬にも得られ、その後緊急使用許可申請が提出される可能性がある、と報道されている。

そんな中この銘柄は10月に治験参加者1人に原因不明の病気が発生したとして治験を一時中断した。

正直出遅れ感は否めない。

しかし当方、全く悲観的になっていません。

その理由は、世界中で最大60,000人の参加者の登録を進めるべくその後治験を再開したから。

そしてワクチン開発にあたっては高い倫理基準と健全な科学的原則に従って、開発及びテストを行うことを誓約している。

さらに現地時間の12月8日には、ワクチンの後期臨床試験(治験)結果が当初の予想より早い来年1月に出そろう可能性があると明らかにした。

ライバルよりも多少時間はかかっても、いや時間をかけても有効なワクチンを開発する可能性は決してなくなってはいない。

ただたとえ今回の開発がうまくいかなかったとしても、それが理由で当方がこの銘柄を手放すことはないでしょう。

その理由は、この銘柄の(一(いち)製品に頼ることなく)”企業としてキャッシュを生み出す力強さ”を見れば明らかでしょう。

(コロナワクチン開発が失敗に終わる可能性のある銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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