早速ですが2020年度の配当収入(税引き前金額)は以下のとおりとなりました。
表は左から予想ドル金額、実績ドル金額、そして予想円金額、実績円金額となっており、いずれも税引前(グロス)金額です。
そしてドルベースでの差異は増配率の見込みと実績の差異等による差異であり、円ベースはこれに為替レートの差異が加わった結果となります。
尚、今期初に設定した予想額は318万円。
これに対し御覧のとおり実績の円ベースの合計金額は3,298,585円と予想に対してプラス118,049円。
ただドルで受領している配当をそのまま円転して生活費にあてることなくドルのまま再投資している現状において真に比較すべきはドルベースでの金額。
こちらの方も実績は30,334.23ドルと予想に対してプラス1,075.79ドルと予想を上回っています。
尚、今回前年度2019年との比較表も合わせて作成してみました。
まずぐ合計金額ですが、2019年の309万円に対し金額で20.8万円、約7%の増加となりました。
ここで前年比で大きくマイナスとなっているのは66%もの大減配を実施したロイヤル・ダッチシェル(その後姑息(?)に4%増配したが、、、)を除けばキャンベルスープとドミニオン・エナジーですが、これら銘柄については年度中に売却したことによるマイナスであり実質的なマイナスではありません。(一方ベライゾン等の少額のマイナス銘柄は為替(円高)によるものであり、ドルベースではしっかりプラスとなっています。)
以上、コロナに始まりコロナに終わる激震の年においても予想を上回る結果を残すことができました。
しかしその道は決して平たんではなかった。
何より御覧のとおりポートフォリオの中心に鎮座していたロイヤル・ダッチシェル(RDSB)がコロナ大流行による経済への大打撃に伴う原油価格暴落&需要激減で66%もの大減配で甚大な被害(前年度比758,691円の配当減少)を被り、その被害を食い止めるため同セクターのエクソン・モービルとシェブロン、さらにはAT&Tの権利落ち日の微妙な差を利用した付け焼き刃的な対応でどうにかこうにか凌いだ、というのが実際のところ。
その結果が多額、いや巨額の売却損計上という高い代償の支払いだったわけです。
株式投資の成否がトータルリターンで判断される、という大前提に立てば今年当方が取った行為は愚の骨頂、まさに本末転倒と言えましょう。
しかし当方、馬耳東風、これからも我が道を行きます。
インカムゲイン投資家として自身の投資方針に従い淡々とかつ愚直に投資を続けるのみです。
過去の歴史がそうであったように、今回の人類史上に確実に名を刻むであろう新型コロナウィルスの大流行もいつかは収束の時を迎える時が必ずや来る。
そしてエネルギー銘柄はコロナの終息とともに必ずやまた元の場所(株価)に戻って来るはず。
という思いを胸に新年を迎えたいと思います。
何はともあれこの1年当ブログをご愛顧いただきありがとうございました。
来る年が皆さんにとって良き1年でありますように。
(配当を追い求めるがあまりの巨額の売却損の計上にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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