当方の場合窓際とは言え、いわゆる部長付というような位置ではなく組織上は課、そしてグループに所属しています。
窓際と言うと、
部内において他のメンバーとは隔離された離れた場所にポツンと机と椅子が置いてある、
さらにひどい場合は別室に完全に隔離され、しかもパソコンや電話も与えられない、
などと言うイメージを想像しやすいのですが、そんなことはありません。
(実際にそういう会社って今でもあるのだろうか? それってあまりにも悲惨、、、)
但し、グループに所属しているとは言え、定型業務はほとんど持っていない。
対外的には特命業務担当(なんだかかっこいい)ということになっているのですが、そんな業務がそう頻繁にあるわけでなし。
(実際これまでそのような業務をたまわったことは一度もありません。(笑))
そしてメインは”アドバイス的業務”。
となればこう言っては何ですが、ほぼ手持ち無沙汰状態。
そんなこんなで割り切りさえすれば日々定時帰りが可能。
というわけです。
(以前終業のチャイムと同時に席を立っていたら、やんわりと注意されましたが、、、)
こう書くと、
「いーなー、そんなんで給料もらってんのかー。ほんとうらやましい。」
とか、
「よっ、この給料泥棒! 幸せ者!」
っていう突込みが入りそう。
しかし世の中そんなに甘くない。
ラインに入っていない状況の上に手持ち無沙汰、というのが実は恐ろしいのです。
極論すれば当方の存在などないも同じ。
グループの業務的にはいてもいなくても一緒。
たとえ長期に渡って休もうがほぼ影響なし。(泣)
それが窓際の悲しさ。
他のメンバーに、グループに、部門に全く必要とされていない。
これが精神的に非常ーーーーーにこたえる。
この間など、「わっ、何と今日は職場での会話がほとんどゼロだった、、、」って言うことに気づいて愕然としてしまいました。
まさかこんな状況になろうとは。
当方もこのポジションにつくまでこのような状況になるとはさすがに予想できませんでした。
で思ったのですが、これってある意味浮遊霊と同じ。
真偽のほどは別にして、我々の周りには現生を彷徨っているとされる霊、つまり浮遊霊が数多(あまた)存在していると言われています。
しかしその姿は決して見えない。
その浮遊霊ですが、自分が死んだことを理解できなかったり、自分の死を受け入れられないことで現生を彷徨っているとされる霊のこと。
別の言い方をすると、昇天や成仏をすることができず、もがきながらこの世(現生)を彷徨い続けている霊のこと。
まさに会社での当方そのもの。
「俺はこんなはずじゃなかった。もっと上に行けたはずなんだ。なのにどうしてこんな身分に、、」
「ちくしょー。お願いだー、また元の身分に戻してくれー。ラインに入れさせてくれー。部下を持たしてくれーーー!!」
と叫んでいるが誰も気づかない。
そんな浮遊霊、それが窓際という存在なのかもしれません。
以上、窓際サラリーマンの愚痴を最後までお読みいただきありがとうございました。
(窓際職就任にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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私、窓際営業ですが
確かに以前は解雇に怯えてました。
そのワリに全然仕事で応えないけど…w
で、今は投資で経済的自立を得ましたが
相変わらず仕事状況は同じです。
で、解ったのですが私に限っては
組織に属しているが属している
他の人と見ている明日が違う。
と言う事です。
幸い日本は解雇が難しいクセに
退職は即時でも可。
使える物を使って何が悪い?は
当方とて同じ。
粉になる迄、吸ってやるぜ。
って具合で親方に寄生してます。(爆笑)
社長!今まで有難う!!
おかげで更なる高みを目指せる。
貴方の事は忘れませんよ。
じゃあサヨウナラ。って言える時が
来そうです。
因みに当方43歳です。
りょうさん
コメントありがとうございます。
43歳で経済的自立、素晴らしいです。
そう、いつでもサヨナラできる。こうなると他の人とは全然目線が変わってくる、ということなんでしょうねー。