早速ですが、定例の次は何を買おうかリスト(2021年12月末時点) を公開いたします。
尚、今回新たな銘柄を追加しています。
それがカナダの鉄道会社、カナディアン・ナショナル鉄道(CNI NO.47)。
【事業概要】
カナディアン・ナショナル・レイルウェイ(Canadian National Railway Co)は、鉄道および関連する輸送事業を行う。
【事業内容】
トラックのルートマイルの会社のネットワークは、カナダと米国にまたがる。
そのネットワークとすべてのクラスI鉄道への接続により、顧客はカナダ、米国、メキシコにアクセスできる。年間3億トン以上の貨物を輸送し、輸出業者、輸入業者、小売業者、農民、製造業者にサービスを提供する。資源製品から製造製品、消費財に至るまで、さまざまな事業分野に毎年商品を提供する。
そのサービスには、鉄道、インターモーダル、トラック輸送、サプライチェーンサービス、事業開発、地図とネットワークが含まれる。
自動車、石炭、肥料、食品および飲料、林産物、寸法負荷、穀物、金属および鉱物、石油および化学薬品、消費財、顧客レポート、センタービームオークションプログラム、ボックスカーオークションプログラムなど、さまざまな業界にサービスを提供する。
SBI証券より
追加の理由ですが、何と言っても真の稼ぐ力を表す営業キャッシュフローマージンが高いこと。
こちらはカナディアン・ナショナル鉄道(CNI)を含む以下鉄道銘柄のライバル比較となりますが、カナディアン・ナショナル鉄道(オレンジ)の安定したマージンの高さが見て取れます。
・カナディアン・ナショナル鉄道(CNI)
・CSX
・ノーフォーク・サザン(NSC)
・ユニオン・パシフィック(UNP)
そして財務の健全性。
こちらは有利子負債営業キャッシュフロー倍率のライバル比較となりますが、カナディアン・ナショナル鉄道(オレンジ)の低さ、つまり財務の抜群の安定性が見て取れます。
有利子負債営業キャッシュフロー倍率とは、簡単に言えば今ある借金を毎年の稼ぐ力で何年で返済できるか?という数字(年数)であり、数字が少なければ少ないほど返済能力が高い、つまり財務的に安定しているということになります。
<計算式>
有利子負債営業キャッシュフロー倍率=有利子負債÷営業キャッシュフロー
最後に増配率ですが新型コロナの影響もあり2020年、21年と数字を落としましたが、それでも7%と十分なレベルとなっています。
但しこの銘柄で注意しなければならないのは、配当はカナダドルベースとなっていること。
実際の受取りは米ドルとなり、為替の影響を受ける。
つまり毎回の受取額がカナダドル⇒米ドル(⇒日本円)と為替により変動するということを十分理解した上で投資する必要があります。
何はともあれ、本リストが皆さんの銘柄選びの参考となればこれに勝る喜びはありません。
(本リストやコメントを妄信しての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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