9月2日の日経新聞に株主優待を廃止する企業が増加している、との記事が掲載されていました。
有名どころでは以前当方も保有していたオリックスやJTなどが廃止しており、2019年をピークに3年連続減、株主優待の採用企業数は7月末時点で1483社となっておりここ3年で50社ほど減少したとのこと。
ただこの3年間は新型コロナウィルス感染流行の時期とちょうど重なっているわけで、個人的には、
業績の悪化から廃止せざるを得なかった企業もある程度、いやかなり含まれているのでは?
と推測しています。
現在当方は基本日本銘柄は保有していませんが、間もなく投資を再開する予定です。
その目的は株主総会への出席、とは名ばかりで実際は株主優待(汗)。
だから今後企業の優待廃止の動きが加速してしまうとちょっと困ってしまいます。
しかもかつて優待廃止は株主還元の縮小とみなされて廃止後は株価が下落するケースが目立ち、それが優待維持の理由ともなっていたわけですが、現在は優待廃止を発表した企業の多くの株価は一時的な下落にとどまっているとのこと。
その背景には優待の恩恵にあずかれない海外投資家と機関投資家の存在があることは間違いありません。
もちろん損得だけを考えれば優待を廃止しても、その分増配してくれれば全く問題はないわけですが、優待の存在というのは損得以上の価値、というか、”タダでモノが貰える”有難み、うれしさがある。
それが多くの投資家を惹きつける理由なのではないでしょうか。
かく言う当方も、実際リタイアしてみて、今後は趣味としての投資を楽しみたい、という気持ちが非常に強くなっていまして、その意味で株主優待はまさにうってつけの存在。
ということで、以下の会社さんには是非とも優待を継続してもらいたい。
と、切に願っているところです。
(優待を最優先しての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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今晩わ”正直者”様 ご無沙汰しております。
現在3度目の台風が来る前の地から”おおきなわっか”です。
株主優待の話題 外国にはない日本独自のものと知りました。
日本株数銘柄保有していましてクオ・カードとお米が優待でした。去年クオ・カードの優待を1社は止めてしまいお昼の小銭代わりに利用してましたが 残念です。
これが配当に加わるなら廃止もいいのですがコロナ禍業績に影響があってこれも残念 ですが優待はその会社に興味を持つツールの1つと思い今も保有してますので日本株式市場が好転する事を希望しています
勿論 米国株も円安の影響で円換算したらワッと大きく膨らんでいて楽しみに見ています。
”正直者”様 米国株ブログを提供していただき勉強させてもらいありがとうございます。
失礼します
おおきなわっかさん
お久しぶりです。お元気そうで何よりです。
おおきなわっかさんは日本株も保有されているのですね。
クオ・カードでコンビニでお弁当等を買う、というのもいいですね。
「優待はその会社に興味を持つツールの1つ」って名言だと思います。
優待銘柄の中から優良銘柄を選ぶ、という戦略もありかもしれませんね。