配当

IBMより配当受領 次回の増配率に注目せざるを得ない理由

12月15日にIBMからの配当を受領しました。

IBMの場合増配タイミングは6月支払い時、ということで今回も前回同様1株当たり1.65ドルとなっています。

この銘柄を初めて購入したのが2017年4月。

購入後、あのバフェットがアップル買い増しに伴い見放し(完全売却)、さらには日本のバフェット、バフェット太郎氏もこの銘柄見切りをつけたにもかかわらず当方いまだ(しつこく?)保有し続けています。

業績ですが、直近2022年第3四半期決算は、以下のとおり第1、2四半期に続き売上、調整後1株利益ともにアナリスト予想をしっかり上回っています。

但し、過去の増配率の方は連続増配(27年)を続けているものの、ここ数年は右肩下がりとなっているばかりか2021年、そして2022年(予想)と四半期ベースで1セント増配となっているためわずか0.6%と低迷しています。

もちろん今年の増配に関しては昨年と同じ増配率でも一部事業ををスピンオフしたにもかかわらず増配したわけで昨年とは状況が異なる。

ちなみにスピンオフによって誕生したキンドリル(KD)を即行で売却し、IBMを買い増しした当方の場合、実質的な増配率は以下のとおり4%となっています。

つまり同じ0.6%でも特殊要因があったということ。

ということで、今から気が早いかもしれませんが注目しているのが増配タイミングとなる来年4月発表の増配率。

もしこのまま業績好調にもかかわらず次回も1セント増配を継続するようであれば、配当政策の変更、

つまり株主還元よりも成長を重視した政策へ完全に移行した。

ということになる。

となればインカムゲイン投資家として売却も視野に入れねばならない。

但しそこで足を引っ張る(?)のが4.7%という高い配当利回り。

仮に売却する場合、配当収入を維持するためには税金(約20%)を加味すると5.9%の配当利回りを持つ銘柄を購入する必要がある。

残念ながらこれは現実的ではない。

ということで株価の大幅上昇を念じてやまないインカムゲイン投資家なのでした。

(これまで長きに渡り投資家の期待を裏切り続けて来たオオカミ少年銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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