原油先物、約1年ぶり安値 新型コロナウイルスが需要圧迫との見方
3日の取引で原油先物が下落し、昨年1月以来の安値を付けた。
新型コロナウイルス感染拡大が中国の原油需要に影響するとの見方や、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」が協調減産の拡大を検討しているとのニュースが売りにつながった。
(ロイター通信より)
今回の新型肺炎の影響ですが、今や中国は世界の工場、供給元であるばかりでなく14億人もの人口を抱える需要元でもあるわけで、工場の操業がしばらく止まり人々の行動が制限されればその影響が決して小さくないことは明らか。
そしてその影響がいつまで続くかは現段階では全く読めない状況。
ということで、ここ最近の原油価格(WTI)は以下のとおり下落を続けています。
そして当方の保有銘柄であるロイヤル・ダッチシェルの株価も原油価格にきれいに比例する形で下落を続け、現在は含み損状態となっています。
しかし当方全く動じていません。
その理由がこちら。
こちらは2013年のWTIの1バレル100ドル超えから2016年始めの30ドル割れという歴史に残るジェットコースター的暴落のチャート。
もちろんこの期間、ロイヤル・ダッチシェルの業績は大幅に悪化しました。
しかし減配は決してしなかった。
いや、それどころかアメリカの雄、エクソン・モービル(XOM)に至ってはなんとこの期間でもしっかりと増配を続けていたのです。
今回の新型肺炎騒ぎですが、たとえ時間がかかるにせよいつかは必ず収束する時が来ます。
そして原油価格について言えば、今回のように大きく下落する時もあれば上昇する時もある。
「何を悠長な。」
と言われるかもしれませんが、エネルギー銘柄を長期保有するということは株価には期待していないということ。
もしあなたが株価下落で気分が大きく落ち込んでいるのなら、自身の投資方針・基準を再確認すべきでは?
(投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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