配当

アッヴィより配当受領 ホルダーは忍耐強さが必要と考える理由

5月16日に研究開発型バイオ医薬品企業のアッヴィ(ABBV)からの配当を受領しました。

この銘柄の増配タイミングは前回2月支払い時であり、今回も前回同様1株当たり1.48ドルの配当支払となっています。

直近の業績ですが、4月27日にリリースされた2023年第1四半期決算は以下のとおり前年同期比で大幅な減収減益。

もちろんその最大の理由は主力製品であるヒュミラが米国(国内)で特許切れとなり他社後発薬の販売が開始されたため。

またアナリスト予想との比較では、以下のとおり売上は予想を若干上回ったものの、利益の方は予想を下回る結果に終わっています。

そして今期2023年の通期予想(調整後1株利益)ですが、以下のとおり4月5日公表の調整後1株利益を10.62ドル~11.02ドルから若干上方修正し、10.72ドル~11.12ドルとしています。

ちなみにこの通期予想ですが、今年の2月、2022年第4四半期決算発表時に公表した10.70ドル~11.10ドルをやや上回る数字となっているものの前年2022年と比較すれば約2割もの減益。

ただこれは想定されていたこと。

もちろんその理由は上記のとおりヒュミラの売上が大きく減少していくから。

よってしばらくは減益決算が続くことを覚悟しなければならない。

より具体的には、2023年と2024年は我慢の年、耐える年と考えねばならない。

その根拠は以前のCEOの以下コメント。

「当社は今後米国ヒュミラの独占権喪失を吸収し、2025年に力強いトップラインの成長を取り戻し、長期的にトップクラスの業績を牽引することができる強固な基盤を有しています。」

この言葉が信じられるか?

ですが、この銘柄の増配率を含む過去の輝かしい実績を考えた時、決して強がりなどではない、と考えているところです。

(主力製品ヒュミラの売上減少が確定している銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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POSTED COMMENT

  1. ウィニングチケット より:

    我慢の時期ですね。
    まぁおかげさまで原資が配当再投資と株価上昇で2倍前後に膨らんでおりますので多少の下落は『安全域』の中ですww
    のんびり配当再投資しながら業績の踊り場を過ごそうと思います。

    • naobito より:

      ウィニングチケットさん
      おはようございます。
      2倍前後であればゆとりを持って見ていられますね。
      あとは増配の継続と2025年の新製品の上市が会社の計画どおりとなるかに注目といったところでしょうか。

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