現地時間の5月17日、2021年3月末時点のバフェット(バークシャー・ハザウェイ)の株式保有状況がSECに開示されていましたので、早速いつものとおり比較表を作成しました。
(SECのサイトがリニューアルされていたため、情報にたどり着けず確認が遅れてしまいました、、、)
以下が前回開示の2020年12月末との比較となります。
当方が注目した銘柄は以下。
ヘルスケア銘柄の一部売却(黄緑参照)
今回バフェットは、当方も保有するアッヴィ、ブリストル・マイヤーズ、メルクの一部売却を実施しています。
これらの銘柄は昨年の9月末時点で初登場したわけですが、1年もたたないうちにそろってポジションを減らした。
一方、以前から保有している後発薬を取り扱うテバ(NO.37)の保有株数は変わらず。
このあたり素人投資家には少々理解しがたいところがあります。
シェブロンの保有数を半減(ピンク参照)
昨年12月末時点で初登場したエネルギー大手のシェブロンですが、早くも今回その約半数の株を売却しています。
個人的には経済の回復に伴い、これから原油価格も上昇が見込まれると考えていたのですが、、、
このあたりの見立ては凡人とはまったく異なるようです。
ベライゾンを買い増し(黄色参照)
一方バフェットは通信大手のベライゾンを今回買い増しています。
先般お伝えしたとおり、ライバルのAT&Tはメディア事業のスピンオフを発表し株価が大幅に下落しているところですが、保有するライバルTモバイル(NO.38)ではなくベライゾンを買い増したことは注目に値します。
その他我々の身近な銘柄としてはクローガー(水色)の買い増しとウェルズ・ファーゴ(グレー)の大量売却も目に付くところですが、今回新たに銘柄していた銘柄がAon (エーオンーオレンジ)。
当方この銘柄に関してはまったくノーマーク。
事業内容としては、
Aon plcは、保険、年金管理、健康保険プランなど、さまざまな金融リスク軽減製品を販売する、多国籍の専門サービス会社。
ということで、コンサルタント系の会社となっており、日本にも拠点を持っています。
この銘柄については別途取り上げてみたいと考えています。
以上ご参考まで。
(バフェットの売買を妄信しての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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