5月の投資ですが、タイトルのとおりギリアド・サイエンシズ(GILD)への20万円の追加投資を行いました。
【会社概要】
ギリアド・サイエンシズ(Gilead Sciences, Inc.)は医薬品の発見・開発・商業化を行う研究型バイオ医薬品会社である。
【事業内容】
同社の製品ポートフォリオと治験薬のパイプラインはヒト免疫不全ウイルス、後天性免疫不全症候群(HIV/AIDS)、肝疾患、癌、炎症、呼吸器疾患、心血管疾患を含む。
HIV/AIDS患者用製品は「Descovy」、「Odefsey」、「Genvoya」、「Stribild」、「Complera」、「Eviplera」、「Truvada」、「Emtriva」、「Tybost」、「Vitekta」を含む。
肝臓疾患患者用製品は「Vemlidy」、「Epclusa」、「Harvoni」、「Sovaldi」、「Viread」、「Hepsera」を含む。同社は血液学・腫瘍疾患の患者にZydeligを提供する。
心臓血管疾患の患者用製品は「Letairis」、「Ranexa」、「Lexiscan」を含む。
炎症・呼吸器疾患治療用の製品は「Cayston」と「Tamiflu」を含む。
(SBI証券より)
購入時の配当利回りは4.2%。
ギリアド・サイエンシズと言えば最近ほとんど話題に上ることがなくなりましたが、新型コロナ治療薬のレムデシビル。
前期2020年第4四半期決算では、その売上が前年同四半期のゼロから一気に19.38億ドルと売上全体の26%にまで達しています。
そして直近2021年第1四半期決算では14.6億ドルを計上、しかし今期通期予想については2月の第4四半期決算発表時の予想を据え置き、以下のとおりとした。
つまり会社は今後レムデシビルの売上はそれほど伸びることを想定していない。
しかも第1四半期では新型コロナ流行の影響による主力のHIV製品の売上減少等により、レムデシビルを除いた売上は前年同期比で11%の減収に終わっている。
正直ギリアドに関しては当面は我慢の時期が続くことは覚悟する必要がある。
ではなぜこの銘柄の追加投資を決めたのか。
再々になりますが、現在ギリアドは第2の柱を育てるべく2017年8月にはがん免疫療法の一つである「CAR-T細胞療法」のリーダー企業の1社であるカイトファーマ社を、そして2020年3月にはがん免疫治療薬を開発するフォーティセブン社を買収。
さらに2020年9月にはイミュノメディックス社の買収を発表し、がん治療薬開発に注力中となっています。
つまり将来に期待しての投資。
ちなみに今回の追加投資後でもこの銘柄が当方のポートフォリオ全体に占める割合は4%に満たないレベル。
もちろんリスク管理はしています。
(現時点では株価、増配率が右肩下がりの銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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