現地時間の2月16日、飲料大手のコカ・コーラ(KO)が配当のお知らせをリリースしました。
コカ・コーラと言えばすでに別記事でお知らせしたとおり、2月14日に発表した第4四半期決算は売上高が前年同期比で7%増と好調だったものの、特殊要因を除いた調整後1株利益は以下のとおり0.45ドルと前年と同額となっています。
ということで売上はともかく配当の基準である利益の方はなかなか厳しい結果となっていることもあり、それほどの期待を持たず確認。
発表内容は以下のとおり。
取締役会は、四半期配当金を普通株式 1株当たり44セントから約4.6%引き上げ、46セントとすることを決議しました。
この四半期配当は、2022年の1株当たり1.76ドルから1.84ドルの年間配当金に相当するものです。
第1四半期配当は、3月17日現在の登録株主に対し、4月3日に支払われます。
2022年の株主への配当金は76億ドルで、2010年1月1日以降の株主への配当金の総額は768億ドルとなりました。
ちなみに過去の増配率の推移(※年間ベース)は以下のとおりとなっており、昨年の4.2%を上回り2023年はここ最近では最高の増配率となります。
但し、昨年同様四半期当たり2セントの増配ということでもちろん増配率ということで言えば昨年の4.8%より下がることになるわけですが、これで61年連続の増配達成となりました。
長引くインフレと景気後退という暗雲が垂れ込める中、今期2023年予想でしっかりと増収増益を発表したコカ・コーラ。
昨年11月に念願かなって、というか配当利回り優先の呪縛からようやく解放され晴れて手に入れたこの銘柄ですが、これから長い付き合いになりそうです。
(冷静に見れば営業キャッシュフローマージンの方は前期を大きく下回った銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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