5月17日に研究開発型バイオ医薬品企業のアッヴィ(ABBV)からの配当を受領しました。
会社概要
アッヴィは米国の研究開発型バイオ医薬品企業。
主にC型肝炎、神経学、免疫学、腫瘍学、慢性腎疾患および女性の疾患などの分野における医薬品の開発に取り組む。
アボット・ラボラトリーズの研究開発医薬品部門の分離独立に伴い2013年度に設立。
主力製品はリウマチ性関節炎や乾癬治療薬「ヒュミラ」など。
2019年6月、美容向け医薬品に強みを持つアラガンの買収を発表、2020年5月に買収を完了。
(YAHOOファイナンス等より)
この銘柄の増配タイミングは2月支払い時であり、今回も前回同様1株当たり1.30ドルの配当支払となっています。
業績の方は新型コロナ流行下にあっても好調、5月3日にリリースした第1四半期決算は売上、利益ともにアナリスト予想を上回っています。
そして2021年通期予想の調整後1株利益は以下のとおり前回予想を上方修正しています。
また、ここ最近の増配率の推移は以下のとおりとなっており、2018年以降は右肩下がりとは言え依然高いレベルを維持している。
ということで、極めて順調なこの銘柄。
そんな銘柄の今後の注目と言えば、やはり最大の懸念事項である主力製品のリウマチ性関節炎や乾癬治療薬の「ヒュミラ」の2023年の特許切れに伴う売上減少を、会社期待の2製品(スキリージとリンヴォック)がどれだけ補うか?
スキリージとは
乾癬(かんせん-免疫の異常によって皮膚や関節に特徴的な発疹などが起こる病気)の症状を改善する薬
リンヴォックとは
中等度から重度の関節リウマチ患者へのリウマチ薬
ではないかと考えているところです。
(主力製品の売上減少が確定している銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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