3月10日にバイオ医薬品大手のアムジェン(AMGN)からの配当金を受領しました。
アムジェン(Amgen Inc)はバイオテクノロジー会社である。
【事業内容】
困難な病気のための薬を発見・開発・製造・提供する。
医療ニーズが満たされていない分野に重点を置き、専門知識を活用して人々の生活を改善するソリューションを追求する。
ヒト治療薬分野で事業を展開する。
製品ポートフォリオには、「EPOGEN(エポエチンアルファ)」、「Aranesp(ダルベポエチンアルファ)」、「Parsabiv(エテルカルセチド)」、「Neulasta(ペグフィルグラスチム)」、「KANJINTI(トラスツズマブアン)」、「Otezla」、「Blincyto(ブリナツモマブ)」、「ACTIMMUNE(インターフェロンガンマ-1b)」、「Neulasta(ペグフィルグラスチム)」、「Sensipar/Mimpara(シナカルセト)」、「Prolia(デノスマブ)」、「ENBREL」、「QUINSAIR(レボフロキサシン)」、「Repatha(エボロクマブ)」などがある。
米国とカナダで腫瘍壊死因子ブロッカーである「ENBREL」を販売する。
ホスホジエステラーゼ4を阻害する小分子であるオテズラを世界の多くの国で販売する。
プロプロテイン転換酵素スブチリシンケキシン9型(PCSK9)阻害剤である「Repatha」を世界の多くの国で販売する。
(SBI証券)
この銘柄の増配タイミングは今回3月支払い時、ということですでに12月10日に発表したとおり前回の1株当たり2.25ドルから5.8%増配の2.38ドルの支払いとなっています。
直近の業績ですが2月4日にリリースされた2024年第4四半期決算はホライゾン・セラピューティクスの買収もあり前年同期比で増収(+11%)。
また利益は会計基準ベースの1株利益が前年同期の1.42ドルに対して1.16ドルと18%の減益となりましたが、これは主に保有株式の時価評価によるもの。
特殊要因を除いた調整後1株利益は営業費用の増加等はあったものの、増収により4.71ドルに対し5.31ドルと前年同期比13%増となっています。

尚、アナリスト予想との比較では以下のとおり売上はほぼ予想と一致、調整後1株利益は予想を上回っています。

そして今期2025年の通期予想ですが、以下のとおり売上は前期比3%~7%増収の343億ドル~357億ドル、調整後1株利益は1%~7%増益の20.00ドル~21.20ドルとしています。

この銘柄の現在の注目点と言えばやはり開発中の肥満治療薬。
その状況に関し、治療薬マリタイド(AMG 133)について
・2024年11月、2型糖尿病の有無を問わず、過体重または肥満の成人を対象とした体重管理に関するフェーズ2試験のパート1のデータが発表され、マリタイドは、フェーズ2試験において安全かつ効果的な体重減少を実証した初めての月1回またはそれ以下の頻度で投与する肥満症治療薬となった。
・マリタイドを2型糖尿病治療薬として検討するフェーズ2試験のデータ発表は2025年下半期を予定。
・複数の適応症を対象とした広範なフェーズ3試験プログラムは順調に進んでおり、最初の試験は2025年上半期に開始される予定である。
と公表しており、開発は特に問題なく進行しているようです。
ということで引き続き期待したいと思います。
(肥満治療薬に過度な期待が集まっている銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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