半導体大手のブロードコム(AVGO)から10月2日に配当を受領しました。
この銘柄の増配タイミングは1月支払い時ということで今回も前回同様1株当たり4.60ドルの配当となっています。
直近の業績ですが、現地時間の9月1日にリリースした2023年第3四半期決算は前年同期比で売上は5%増、調整後1株利益は8%増、と好調を維持。(ブロードコムの決算期は10月)
またアナリスト予想に対しては売上はほぼ予想どおり、また調整後1株利益は1%ほど予想を上回っています。
そして2023年第4四半期予想売上は以下のとおりとなっており、アナリスト予想と一致しています。(尚、ブロードコムは通期予想を開示していません。)
以上、これまで毎四半期当たり前のようにアナリスト予想を上回って来たこの銘柄ですが、今回はその勢いに陰りが見える内容となっています。
ただこの銘柄はもはや現在のブロードコムのみの業績で判断すべきではない。
その理由は買収。
具体的には仮想化技術やクラウド技術などを手掛けるVMware(ヴイエムウェア)の買収をひかえている。
その買収は10月30日に完了する予定となっています。
そしてやはりインカムゲイン投資家としての注目は増配。
ブロードコムの増配タイミングでの配当のお知らせは12月初旬。
これまで10%を超える増配を継続して来たこの銘柄が、現金と株式交換の組み合わせで約610億ドルという巨額買収後果たしてどのような数字を発表するのか、非常に注目しています。
(買収によってこれまでとは見方を変える必要がある銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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