10月11日に家電等の量販店のベスト バイ(BBY)から配当を受領しました。
ベスト バイと言えばアメリカではお馴染みの企業であり、国内は全州に店舗がある一方、海外は中国は2011年にすべての店舗を閉鎖、またメキシコは2022年第1四半期にすべて閉鎖し現在はカナダのみとなっています。
この銘柄の増配タイミングでの配当支払は4月、今回も前回同様1株当たり0.92ドルの配当となっています。
直近の決算ですが、現地時間の8月29日に発表した2024年第2四半期決算(ベスト バイの決算期は1月。)は売上高が前年同期比で7%減、そして会計基準ベースの1株利益、調整後1株利益はそれぞれ7%減、21%減と第1四半期に続き非常に厳しい決算となっています。
また今期通期予想については、以下のとおり前期比で売上は438億ドル~445億ドルと上限値を引き下げたものの、調整後1株利益は6.00ドルから6.40ドルと中間点を引き上げています。
ということで厳しい決算が続いているわけですが、今期が厳しい業績となることは百も承知。
そんなベスト バイの最近の話題は現地時間の10月9日に糖尿病患者向け持続グルコース(ブドウ糖)・モニタリング・システムの販売を開始すると発表したこと。
米国では人口の10%以上が糖尿病とのデータがあり、グルコース(ブドウ糖)測定機器の販売開始を計画、ヘルスケア分野に新規参入することを決めました。
もちろんこの新規参入がうまく行くかどうかは不透明。
そして現時点では業績の底が見通せない状況。
ただ現在まで21年連続増配を実施しているこの企業は耐える力、というか増配を継続する力がある。
今しばらくは我慢の時が続きそうですが、保有継続はもちろんのこと暴落時にはさらなる追加投資を考えています。
(景気後退の影響をもろに受ける銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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