配当

ベストバイから配当受領 たとえ減収でも保有を続ける理由

7月12日に家電等の量販店のベスト バイ(BBY)から配当を受領しました。

ベスト バイと言えばアメリカではお馴染みの企業であり、国内は全州に店舗がある一方、海外は中国は2011年にすべての店舗を閉鎖、またメキシコは2022年第1四半期にすべて閉鎖し現在はカナダのみとなっています。

この銘柄の増配タイミングでの配当支払は前回4月、ということで前回同様1株当たり0.94ドルの配当となっています。

直近の決算ですが、現地時間の5月30日に発表した2025年第1四半期決算(ベスト バイの決算期は1月。)は減収(-7%)、増益(+4%:調整後1株利益ベース)。

またアナリスト予想との比較では、以下のとおり売上は予想を下回ったものの、調整後1株利益は予想を大きく上回る結果となっています。

そして今期通期予想ですが、以下のとおり前回予想(売上:413億ドル~426億ドル(既存店売上は前期比3.0%減~0.0%)、調整後1株利益:5.75ドル~6.20ドル)を据え置いています。

以上、引き続き厳しい販売環境となっているこの銘柄ですが、決算発表時、

コーリー・バリー最高経営責任者(CEO):「ノートパソコンの前年同期比売上が2024年第4四半期にわずかにプラスに転じ、この傾向は第1四半期も続いています。」

マット・ビルナス最高財務責任者(CFO):「会員制およびサービス事業の売上総利益率が高いため、NON-GAAPベースの営業利益率ガイダンス(3.9%~4.1%)の上限を達成できる見込みです。」

とコメントしており、明るい兆しが見え始めたことは朗報でしょう。

現在まで22年連続増配を続けるこの銘柄ですが、厳しい環境下にあっても5,000万ドルの自社株買いを実施していることで、株主還元に対する強い意志が見て取れる。

ということでまだまだ我慢の時が続きそうですが、売却するつもりはありません。

(景気後退の影響をもろに受ける銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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