配当

ギリアド・サイエンシズから配当受領 復活のカギはCell Therapy(細胞治療薬)とTrodelvy(乳がん治療薬)

バイオ医薬品銘柄のギリアド・サイエンシズ(GILD)から6月30日に配当を受領しました。

この銘柄の増配タイミングは前回3月の支払い時ということで、前回同様1株当たり0.75ドルの配当となっています。

直近の業績ですが、2023年第1四半期決算は前年同期比で減収減益。

但し減収の主要因は新型コロナ治療薬のVeklury(レムデシビル)が大きく減少したためであり、Vekluryと製品外売上の”ロイヤリティ他”を除いた場合の売上は前年同期比で15%増と二ケタ増収となっています。

またアナリスト予想との比較では以下のとおり売上はほぼ予想と一致、また調整後1株利益は残念ながら予想を下回る結果となっています。

但し2023年の通期予想は以下のとおり売上(260億ドル~265億ドル)、調整後1株利益($6.60~$7.00)ともに前回予想を据え置いています。

ここ最近の増配率は低下の一途をたどっているこの銘柄。

ですが、会社が期待を寄せているCell Therapy(細胞治療薬)とTrodelvy(乳がん治療薬)は前期(2022年)でそれぞれ68%、79%増、そして今期第1四半期決算でもそれぞれ64%、52%増と引き続き大きく伸びている。

ということで、増配を維持する限りは長い目で見守っていくつもりです。

(もはや新型コロナ治療薬には頼れなくなっている銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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