たばこ銘柄のフィリップモリス(PM)が現地時間の9月9日に予定どおり増配タイミングでの配当のお知らせをリリースしました。
今回の増配についてはすでに以前の記事で、
「今年こそ(すでに2.4%の増配を発表した)アルトリアの増配率を上回ってくれるのではないか?」
と期待を込めて書きました。
ここでおさらいとなりますが、この銘柄のここ最近の増配率の推移(※支払日ベース)は以下のとおりとなっており、極めてさえない状況となっています。
確かに現在のコロナ流行下、厳しい状況にはある。
ただそんな中でも第2四半期での加熱式たばこの販売は極めて順調に伸びていた。
というわけで、
「もしかしたら、、、」
と祈るような思いでフィリップモリスのホームページを開きリリース文書を確認。
・フィリップモリスの取締役会は本日、四半期配当を2.6%増加させ、1株当たり年間4.80ドルとすることにしました。
・2020年10月13日に2020年9月24日現在の登録株主に、1株当たり1.17ドルから1株当たり1.20ドルの新しい四半期配当が支払われます。
・尚権利落ち日は2020年9月23日です。
おお、2.6%の増配。
やった~。ついにアルトリアを上回った!!
「って、いやいや、たったの2.6%でしょ?単にアルトリアの今年に増配率が異常に低かっただけでしょ。しかもなんのことはない昨年と同額の0.03ドルの増配。上回ったと言っても僅差&誤差範囲。」
って確かにそのとおり。
この数字だけを見れば決して満足できるレベルではない。
ただコロナ下にあってもきっちりと増配してくれた。
これがうれしかった。
そしてこの銘柄の未来は紙巻きたばこのみに依存していた長きに渡る時代に比べれば決して暗くない。
と思うのは当方一人だけでしょうか?
(多かれ少なかれ健康被害をもたらす製品を販売している銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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