半導体製造大手のインテル(INTC)から12月2日に配当を受領しました。
この銘柄の場合3月支払い分が増配のタイミングですから、今回も前回同様1株当たり0.330ドルとなっています。
この銘柄の過去の増配率は以下のとおりとなっており、バラつきこそあるものの2015年以降は毎年増配を続けています。
実は当方にとって今回の配当が最後の配当となりました。
その理由はもちろんすでにこの銘柄を売却してしまったから。
そして売却の最大の理由は上記記事にも書きましたが、技術的にライバルのアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)に対して後れを取っているから。
すでに発表のとおり、回路線幅7ナノメートルの半導体技術の開発が予定より遅れており、チップの発売は2022年末ないし23年の早い時期になるとのことで、計画に対して1年の遅れになる見通しを示しています。
つまりすでに7ナノ技術のチップを販売し、5ナノに突入しているAMDに対し益々差が広がる可能性が高いわけで、当面の間AMDにシェアを奪われることはほぼ間違いない。(但し同じナノ数でもインテルの製品は他社のワンランク上と同等、という評価があります。)
さらにインテルは現在開発と製造の両方の機能を社内に持っているわけですが、製造プロセスも現時点で台湾のTSMCに対して2年程度遅れているとも言われている。
但し当方、今後もこの銘柄のモニターは続けるつもりです。
その理由は復活の目が全くないわけではないから。
ある調査によればインテルは依然としてPCで使用されるCPU(中央演算処理装置)の80%を製造している。
さらにサーバー、データセンター、クラウドのCPUの9割以上のシェアを持っている。
たとえこの先2~3年はライバルAMDにシェアを奪われるとしても、この銘柄の場合その財務基盤は強固。
有利子負債営業キャッシュフロー倍率とは、簡単に言えば今ある借金を毎年の稼ぐ力で何年で返済できるか?という数字(年数)であり、数字が少なければ少ないほど返済能力が高い、つまり財務的に安定しているということになります。
<計算式>
有利子負債営業キャッシュフロー倍率=有利子負債÷営業キャッシュフロー
「半導体業界の巨人がこのまま手をこまねいているとは思えない。」
と考えているのですが、楽観的過ぎるでしょうか?
(技術・製造両面での遅れからシェアを失っている銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
おはようございます。
インテルはどう考えても
後世で振り返った時に
絶好の買い場であったと思います。
業界の最先端技術で競り負け
さらにあのアップルがインテルからの仕入れから
自社開発のCPUに振り向けるなど
のニュースを受けても十分割安と感じます。
なぜなら、半導体は産業のコメなので
市場の需要は果てしなく広く、さらに拡大していくのは必須
な状況なので、、、
Intelもこの機会に買い増ししましたが、
半導体業界全体が今後数十年に渡り
他業界よりも圧倒的に
拡大余地が大きいことに今回のIntel騒動でいろいろと考えることで
いまさらながら気づき
半導体ETFのコツコツ積み立てをスタートしました^^
最先端のAMD,
王者Intel、
みんな大好きエヌディビア、
台湾の世界一の半導体製造委託会社や
韓国や中国の巨大半導体企業などなど
どれも魅力的ですが、どこが10年後に生き残って勝ち組になっているか
予知はできないが、間違いなく全体としては伸びるので、、
単純に全部買っちゃえば、、、
という結論が出たので、私の有り余るお小遣い&オリックス売却資金の行先の一部は半導体ETFへ行かせていただきます(笑)
ウィニングチケットさん
こんばんは。
今はインテルはじり貧状態だが潤沢な資金を武器に今後巻き返す可能性は十分ある。
今は絶好調のエヌビディアやいけいけどんどんのAMDだっては将来はわからない。
等々、個別銘柄を選ぶとなると非常に迷ってしまう。
そんな中での強い味方、それが半導体ETF。
全くその通りですね~。