早速ですが3月末現在の増配率一覧表を作成しました。
こちらは持株の2019年以降の増配率と配当宣言日、連続増配年数をまとめた表となっており、現在21銘柄を保有している当方ですが、3月で増配タイミングを迎えた銘柄はベスト バイ(BBY)。
そのベスト バイですが、現地時間の3月2日にこれまでの1株当たり0.88ドルから0.92ドルとし、4.5%増額することを発表。
前年、前々年の25%を超える増配から大きく数字を落としたわけですが、当方にとってはうれしい意味でのサプライズ増配。
その理由は2022年は売上の減少等により1株利益は以下のとおり会計基準ベースで36%もの減益となっていたから。
正直減配さえしなければ十分と考えていた。
もちろん過去の数字から見れば厳しい増配率となったことは明らかですが、家電量販店という事業柄、現在の経済状況を考えれば増配を継続したこと自体に意味がある。
今回の増配で21年連続増配となったわけで、会社としての株主還元に対する強い意志を見た。
今期についても非常に厳しい業績予想となっていますが、いつか来る景気上昇の日までこの銘柄には耐える力が十分ある、と考えています。
今さらですがインカムゲイン投資家の目指すところは配当の増加。
そして配当の増加をもたらすものは増配。
さらにその増加を加速させるものは増配率の増加。
インカムゲイン投資家にとって増配を継続してくれる上に前年の増配率を上回ってくれればこれ程嬉しいことはない。
もちろん高い増配率となった翌年にそれを上回ることは難しいし、その反対も言える。
ただこうやって表を作成してあれやこれや考えながら眺めていること自体が何より楽しいインカムゲイン投資家として、結果如何を問わず今後もこの作業を愚直に続けて行くつもりです。
そしてこの作業を続けることが銘柄選びのヒントになると信じています。
これ、同じインカムゲイン投資家ならきっとわかっていただけるかと。
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