早速ですが10月末現在の増配率一覧表を作成しました。
こちらは持株(米国株)の2019年以降の増配率と配当宣言日、連続増配年数をまとめた表となっており、現在21銘柄を保有している当方ですが、10月に増配タイミングを迎えた銘柄はマクドナルド(MCD)、エクソン・モービル(XOM)、アッヴィ(ABBV)の3銘柄。
まずマクドナルドですが、現地時間の10月4日に1株当たり1.52ドルから1.67ドルへと9.9%の増配を発表。
47年連続増配もさることながら、昨年の10.1%増配に続き2年連続の10%増配(四捨五入)という内容にその日一日は頬が緩みっぱなしだったのでした。
続いては10月27日に増配を発表したエクソン・モービル。
こちらは昨年の3.4%増配から意外や意外、1%増加の4.4%増配。
なぜ意外かと言えば昨年は原油価格上昇により未曾有の好決算だったから。
ただ業績を落とした年の増配率が高い、という矛盾した発表にも新型コロナ感染拡大によって原油価格が大暴落した2020年でさえ減配しなかったことと考え合わせると、
この銘柄の現在の配当政策は”何より安定配当”。
と考えることで自分を納得させたのでした。
そして最後にアッヴィ。
この銘柄の場合は、主力製品であるヒュミラがメインの米国で今期から特許切れによる後発薬の販売が開始、大幅な減収となったことに伴い大きく利益を落としている今期、増配は厳しいと予想していた。
正直配当維持、減配しなければ十分と考えていた。
それがふたを開けてみれば前期(5.0%)並みの4.7%の増配を発表してくれた。
ということでインカムゲイン投資家として大満足しているところです。
今さらですがインカムゲイン投資家の目指すところは配当の増加。
そして配当の増加をもたらすものは増配。
さらにその増加を加速させるものは増配率の増加。
インカムゲイン投資家にとって増配を継続してくれる上に前年の増配率を上回ってくれればこれ程嬉しいことはない。
もちろん高い増配率となった翌年にそれを上回ることは難しいし、その反対も言える。
ただこうやって表を作成してあれやこれや考えながら眺めていること自体が何より楽しいインカムゲイン投資家として、今後もこの作業を愚直に続けて行くつもりです。
そして「次は何を買おうかリスト(配当貴族銘柄編)」のアップデートとともに、この作業を続けることが銘柄選びのヒントになると信じています。
(過去の増配率のみを妄信しての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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