早速ですが9月末現在の持株(米国株)増配率一覧表を作成しました。
こちらは持株(米国株)の2021年以降の発表(宣言)日ベースの増配率と配当宣言日、連続増配年数をまとめた表となっており、9月に増配タイミングを迎えた銘柄はたばこ銘柄のフィリップ モリス インターナショナル(PM)。
直近の業績は通期見通しを含め絶好調。
7月22日にリリースされた2025年第2四半期決算は売上が前年同期比7.1%増、また特殊要因を除いた調整後1株利益が20.1%増。
そして今期2025年の調整後1株利益の通期見通しは、年初来の好調な業績を踏まえ以下のとおり前回見通しの7.36ドル~7.49ドル(2024年実績6.57ドルに対して12%~14%の増益予想)を上方修正し、7.43ドル~7.56ドル(2024年実績6.57ドルに対して13%~15%の増益予想)としています。
配当のお知らせの内容は以下のとおり。
・フィリップ モリス インターナショナル(PM)の取締役会は、四半期配当を8.9%増額し、1株当たり年率5.88ドルとすることを決定しました。
・新たな四半期配当は1株当たり1.35ドルから1株当たり1.47ドルに増額され、2025年10月3日時点の株主名簿に記載されている株主に対し、2025年10月20日に支払われます。配当落ち日は2025年10月3日です。
・フィリップ モリスは2008年の上場以来、毎年年間配当を増額しており、累計増加率は219.6%、年平均成長率は7.1%となります。
二ケタ増配には届きませんでしたが、今回久しぶりに5%を大きく上回る増配を発表してくれました。
この銘柄の強みはもはや成長に期待できない、というかじり貧の紙巻きたばこに代わり加熱式・無煙たばこが順調に成長していること。
第2四半期の売上割合は40%を超えています。
ということで、このトレンドを維持する限り売却する理由は見当たりません。
最後に毎度毎度となりますが、配当の増加をもたらすものは増配。
さらにその増加を加速させるものは増配率の増加。
インカムゲイン投資家にとって増配を継続してくれる上に前年の増配率を上回ってくれればこれ程嬉しいことはない。
ということで、こうやって表を作成してあれやこれや考えながら眺めていること自体が何より楽しいインカムゲイン投資家として、今後もこの作業を愚直に続けて行くつもりです。
そして決算確認はもとより「次は何を買おうかリスト(配当貴族銘柄編)」のアップデートとともに作業を続けることが銘柄選定、そして買い増し・売却判断のヒントになると信じています。
(過去の増配率のみを妄信しての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。
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インカム、キャピタルともにCMEが素晴らしい
ワイドモート企業最高
メロリンさん
おはようございます。
御意。
今から期末の特別配当が楽しみです。