7月13日にたばこ銘柄のアルトリア(MO)からの配当金が入金しました。
アルトリアの増配タイミングは10月支払い時ということで、今回も前回同様1株当たり0.84ドルとなっています。
この銘柄を初めて購入したのが2008年、その後2011年、12年、さらには2018年には3度の買い増しと数多く買い増しを実施してきていますが、今回の配当分を含む過去の積み上がりは以下のとおりとなっており、総投資額363万円に対する総配当受領額は214.7万円。
現時点の投資回収率は約59%にまで達しています。
もちろん追加投資すればこの比率は下がるわけで単純比較にあまり意味はないわけですが、以下の増配率(※支払日ベース)が示すとおり、この銘柄がインカムゲイン銘柄の代表格、超優等生であることは間違いありません。
そのアルトリアですが、4月30日に発表した第1四半期決算は増収増益となったものの、2020年の通期予想は他銘柄同様新型コロナウィルスの影響による不確実性により2019年期末決算時公表した調整後1株利益4.39ドル~4.51ドルを撤回。
先行きに不安を残す内容となっています。
さらに第1四半期の増収増益はロックダウン前のある意味駆け込み需要的な側面があること、そしてコロナウィルスに感染した場合喫煙者がより重症化しやすいとの報告結果を含め、アルトリアにとって今後も逆風が吹き続ける事は間違いありません。
しかし当方、それほど心配はしていません。
その理由は決算発表時、以前からの配当政策である調整後1株利益の80%の配当性向がしっかりと維持(明記)されていたこと。
そして先日もお伝えしたとおり、米食品医薬品局(FDA)が現地時間の7月7日、フィリップ・モリス・インターナショナル(PM)の加熱式たばこアイコス(IQOS)を”改良されたリスクタバコ製品(MRTP)”として販売することを承認したこと。
ご存じのとおりアルトリアは子会社にフィリップ・モリスUSAを持ち、独占販売権を持っています。
もちろん加熱式たばこの販売が実際に業績に大きな影響を及ぼすようになるにはまだまだ時間が必要でしょう。
ただ、一足早くアイコスの販売を開始したフィリップ・モリスの売上推移を見ればわかるとおり、その先行きは決して暗いものではありません。
ということで、これまでどおりこの銘柄とはお付き合いを続けて行くつもりです。
(健康被害をもたらす製品を販売する銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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