10月11日にたばこ銘柄のアルトリア(MO)からの配当金が入金しました。
アルトリアの増配タイミングは今回10月支払い時ということで、すでに発表されたとおり前回の1株当たり0.98ドルから4.1%増配の1.02ドルの支払となっています。
この銘柄を初めて購入したのが2008年。
その後2011年、12年、18年、さらには2021年にはJT売却資金での買い増しと計4度の買い増しと数多く買い増しを実施してきていますが、今回の配当分を含む過去の積み上がりは以下のとおりとなっており、総投資額402万円に対する手取りベースでの総配当受領額は440.1万円。
今年5月支払いですでに投資回収率が100%を超え、いわゆる元が取れたこの銘柄ですが、投資回収率は109%まで来ています。
また今年1年間の配当収入ベースでの配当利回りは円安の影響もありなんと20%、そして手取りベースでの利回りは16%にまで達している。
さらに過去55年間で59回の増配を実施しているこの銘柄。
今後も少なくともドルベースでの実質配当利回りが上昇する可能性は極めて高い。
もちろんたばこ事業に将来性がないこと、そして必然的にトータルリターンが市場を大きく下回ることは百も承知。
ただ当方のようにある意味生涯保有を前提として見た場合、つまり配当目的でキャピタルゲインを考慮しない投資においては決して悪い銘柄ではないと考えています。
というか普通配当利回り20%の商品と言えばまず詐欺を疑わねばならないレベル。
仮に詐欺商品ではない場合でも投資の常識としてハイリターンにはハイリスクがつきもの。しかしこの銘柄はこれまでのところある意味その常識を覆す銘柄ではないかと考えています。
ということで、当面売却する理由は見当たりません。
(トータルリターンが市場平均に対し大きく劣後し、主力の紙巻きたばこの売上増には決して期待できない銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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