配当

ペプシコより配当金受領 投資回収率は78%となりました

4月2日に食品、飲料大手のペプシコ(PEP)からの配当金を受領しました。

今回も前回同様1株当たり1.265ドルとなっていますが、すでに発表のとおり次回配当から年間配当金を5.06ドルから7%増の5.42ドルに引き上げ、つまり四半期ベースでは1.355ドルの配当となっています。

この銘柄を初めて購入したのが2009年、その後2010年、2011年と買い増ししていますが、今回の配当分を含む過去の積み上がりは以下のとおりであり、現時点での配当受領総額は約71万円、総投資額90.6万円に対して投資回収率は78%まで来ています。

直近の業績ですが、現地時間の2月9日にリリースされた2023年第4四半期決算は前年同期比で減収(-0.5%)増益(調整後1株利益ベースで+6.6%)。但し、ペプシコの会計年度は末日ではなく12月の最終土曜日で終了としており、ほとんどの年度は52週でとなっているのに対し5,6年に一度は1週間多い53週で終了となる。

それが前年であり、その影響(3%)を除いた場合は実質的に増収となっている点を考慮する必要があります。

また、アナリスト予想(FactSet consensus) との比較では売上は予想を下回ったものの1株利益は予想を上回っています。

そして今期2024年通期予想(NONーGAAPベース)は、以下のとおり売上(通貨変動や買収などの影響を差し引いた実質売上)は4%増、調整後1株利益は前年の7.62ドルに対し8.15ドルと7%の増益予想としています。

但し、これまで値上げを受け入れて来た消費者ですが、会社説明によれば「最近は値上げが消費者に嫌気され、主に米国で需要が減退し始めている。」とのこと。

この点は懸念点として十分認識しておく必要がありますが、3月に入りモルガン・スタンレーのアナリストが同社を飲料カテゴリーのリーダーとし、イコールウェイトからオーバーウェイト(ホールドから買い)に格上げ、またサブウェイが、ペプシコと2025年1月1日から10年間、米国内の店舗で飲料を供給する契約を結んだと発表したことは朗報でしょう。

もちろん業績のチェックを怠ることはしませんが、現在の増配レベルを維持する限り今後も景気動向に関係なくこの銘柄の保有を続けるつもりです。

(トータルリターン(10年)が市場平均を下回る銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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