コカ・コーラが現地時間の10月15日に配当のお知らせをリリースしました。
その内容ですが、12月1日時点の株主に対し、12月15日に1株当たり41セントを支払う。
というもの。
コカ・コーラの通常の増配タイミングは4月の支払い時、ということで今回も金額の変更、つまり増配はありません。
そのコカ・コーラと言えば、58年連続増配を続ける代表的なインカムゲイン銘柄。
いわゆる配当貴族銘柄。
ですが、ここ最近の増配率(支払日ベース)を見ると残念ながら右肩下がりの状況となっています。
さらに株価(青色)の方も市場平均(ダウー赤色)を下回っておりまったくさえません。
しかし当方、この銘柄のモニターを続けています。
その理由はこの銘柄が決して落ちぶれてはいないから。
これを示すのがこちら。
そう、営業キャッシュフローマージン。
御覧のとおりトランプ減税の追い風もあり、ここ最近のマージンは増加しているばかりか、ライバルペプシコを凌駕しています。
これまでかたくなに保有を続けているバフェットも、やはりその事業価値を高く評価していることは間違いありません。
もちろん今回の新型コロナウィルス流行で巣ごもり消費での需要が見込めるスナック事業等を保有するペプシコとは違い、飲料事業に特化するこの銘柄が厳しい状況に置かれていることは間違いありません。
そして間もなく(10月22日)発表される第3四半期決算は、特に前年同期比ではかなり厳しい数字となることは覚悟しておかねばなりません。
ただ人類はいつか、いや近い将来きっと今回の新たな病を克服する、と信じています。
その前提に立った時、
「いつかはコカコーラ。」
この思いが変わることはないでしょう。
(連続増配のみを妄信しての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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