配当

モンデリーズ インターナショナルが増配発表 二ケタ増配継続で株式投資の格言を再びかみしめる

現地時間7月26日に食品大手、モンデリーズ・インターナショナル(MDLZ)が増配を発表しました。

そのリリース内容ですが、9月30日時点の株主に対し、10月14日に1株当たり0.385ドルの配当を支払う、というもの。

これまでの配当が0.35ドルでしたから、10%の増配ということになります。

そして今回の増配でなんと以下のとおり2015年以降の二ケタ増配継続、となったわけです。

米国株投資家の間でさえ日頃ほとんど話題になることのないこの超地味な銘柄ですが、その実力は決してあなどれない。

それは以下キャッシュフローの数字を見ても明らか。

ちなみに同日に発表された第2四半期決算も前年同期比で増収、そして調整後1株利益ベースでは増益、また以下のとおり売上、調整後1株利益ともにアナリスト予想を上回っています。

もちろん株価上昇という面では物足りなさがあることは事実。

ただインカムゲインに目を転じた時、今年も株式投資のある格言をかみしめています。

その格言とは、

人の行く裏に道あり花の山。

ほとんどの投資家がこの銘柄には見向きもしない。

今はやりの銘柄へ投資する道を選択し、歩みを進めている。

そんな中、当方はあえて裏道を行く選択をした。

むろんこの銘柄が将来も毎年二ケタ増配を継続できるかどうかは誰にもわからない。

ただ、未来を見通す水晶玉を持たない我々凡人投資家がよりどころとするもの、よりどころにできるものと言えば特にディフェンシブ銘柄の場合は過去の実績。

IT銘柄ならいざ知らず、この銘柄は食品という安定した事業の道をひたすら歩んでいる。

ということで、このまま裏道を行くことに違和感を感じない自分がいることは確かです。

(増配率は文句なし、もPERの高い銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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POSTED COMMENT

  1. Rsingball より:

    投資格言の中で「人の行く裏に道あり花の山」が一番好きです。
    仕事でもこの格言にに当てはまることをよく感じます。

    • naobito より:

      Rsingballさん
      こんにちは。
      そうでしたか。
      仕事でも当てはまるとはなかなか奥が深い言葉ですね。

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