現在当方はアルトリア(MO)、フィリップ・モリス・インターナショナル(PM)、そしてJT(2914)に投資していますが、愛煙家ではありません。
というかたばこはほぼ吸ったことがありません。
一方自分の周りを見渡すと、以前よりその割合は減ったものの職場、同期を含め現在でもかなりの人間が喫煙者です。
そして彼らは休み時間になるとその時間を待ちかねたように皆急ぎ足で事務所から結構距離の離れた喫煙所のある建物に出かけて行きます。
会社では午前と午後にそれぞれ10分間の休憩時間があるのですが、そのわずか10分の時間でもたばこを吸いにそそくさと出かけていくのです。
もちろんそれは雪の日、さらに吹雪の日でも変わりません。
そんな彼らの後ろ姿を見ながら、
「そんな辛い思いをしてまで吸いたいんだ。」
と少々驚くと同時に、
「だからたばこ会社は安定した収益を上げられるんだよなー。」
と納得したりしています。
今回の新型コロナウイルス拡大懸念で株価は大暴落、すでに複数回のサーキットブレーカーが発動される等、完全に歴史に残る相場となっています。
そんな中もちろんたばこ銘柄とて例外ではありません。
御覧のとおりここ1ヶ月の相場を見るとアルトリアは15%近い下落となっています。
しかし会社では以前と全く変わることなく、スモーカー達は休み時間のチャイムがなるかならないかのタイミング(フライングとも言う)で一斉に喫煙所へとダッシュして行きます。
そう、暴落前と何一つ変わっていないのです。
愛煙家の皆さん、たばこって簡単に止められるものですか?
現在コロナウイルス拡大を阻止するために、さまざま施策が講じられています。
学校を始めとする公共機関の閉鎖。
野球やサッカー等のスポーツ、さらにはコンサートを始めとする各種イベントの中止。
そして国と国との出入りの制限。
新型肺炎によって経済活動が大きく停滞し始めていることは確かです。
そしてそれが株価にも影響している。
そんな状況だと、「じゃあ、たばこも止めよう。」
って思うものですか?
会社での変わらぬ風景を見ているととてもそんな風には思えません。
仮に最悪の事態が発生して、JT等の工場がコロナ被害にあい生産量が制限されたら、たばこ止めるのですか?
たとえ今の価格から大幅に値上げされたとしても、止められないのではないですか?
違いますか?
今回の暴落相場がいつまで続くのか、まさに神のみぞ知るところですが、
たばこ銘柄ホルダーとしてそれほど悲観的になる必要はない。
そんな風に感じている自分がいます。
(暴落時の投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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