決算発表

青山財産ネットワークスの2025年12月期第2四半期決算 実績〇 通期予想△ 配当△ = 保有継続

富裕層への運用、相続コンサルを行う青山財産ネットワークス(8929)が8月7日に2025年12月期第2四半期決算を発表しました。

【特色】富裕層への運用、相続コンサルが柱。ニーズに応じた不動産運用商品組成も。配当性向5割メド

【連結事業】財産コンサルティング18、不動産取引82 <24・12>

【連続最高益】340億円組成目標の不動産運用商品が出足から好調(前期305億円)。金融機関との連携波に乗り、顧客増え、好採算の財産承継も増勢保つ。人員増や賃上げ、DX化投資など吸収。15期連続増配。

【効率化】AIエージェントを導入し、社内業務の効率化推進へ。事業内容や社内の認知度向上に向け、広告宣伝を積極化。不動産運用商品の今期組成分がほぼ射程内に。

【業種】 不動産(住宅) 時価総額順位 16/90社

(会社四季報より)

概要は以下のとおり。

まず売上ですが、財産コンサルティングが顧客数が急増し、受託したコンサルティング案件が成約段階となったことから前年同期比36.0%増となったものの、不動産取引が前年同期比1.6%減となりましたが合計では前年同期比5.5%の増収。

財産コンサルティング

個人資産家および企業オーナーに対して財産承継及び事業承継コンサルティングを提供。また独自の商品を開発して顧客の財産運用及び財産管理のコンサルティングも手掛ける。

不動産取引

財産コンサルティングの一環として、顧客の資産運用ニーズへの対応を図る目的から、不動産を仕入れ、不動産に関連した商品の開発を行い顧客等への販売を行う。

次に利益ですが、人件費は増加したものの利益率の高い財産コンサルティングの売上が大幅に増加したこと等により、営業利益2,104百万円(前年同期比20.9%増)、経常利益1,998百万円(同14.5%増)と2ケタ増益となりましたが、前年同期が第1四半期に益金不算入となる事業承継ファンドの投資先からの配当等があり、税負担額が減少したことから中間純利益は1,253百万円と3.3%増となっています。

そして2025年通期予想ですが、前回予想を維持しています。

最後に注目の配当ですが、こちらも前回予想の前期比10.9%増配の年間51円予想を維持しています。

以上、通期予想に対する進捗率はほぼ予定どおりとなっており、比較的平穏な決算だったと言えるでしょう。

尚、この銘柄は累進配当(企業が株主に支払う配当金を毎年増配、または最低でも横ばいの水準で配当し続けること。)を導入し継続的な増配を行っていくことを最優先としており、2025年度で「15期」連続増配を達成する見込みとなっています。

ということで、

実績〇 通期予想△ 配当△ = 保有継続

です。

(会社予想を妄信しての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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