米国を中心にレストラン・チェーンを展開するダーデン レストランツ(DRI)が現地時間の12月15日に2024年第2四半期決算を発表しました。(尚、ダーデン レストランツの決算期は5月となっています。)
企業概要
ダーデン・レストランツは米国のレストラン・チェーン運営企業。
米国とカナダで約1,500店舗を展開する。
直営レストラン名はイタリア料理「オリーブ・ガーデン」、ステーキハウス「ロングホーン」、高級レストラン「キャピタル・グリル」や「シーズンズ52」、その他「ヤード・ハウス」、「バハマ・ブリーズ」など。
本社所在地はフロリダ州オーランド。
(YAHOOファイナンス)
その概要は以下のとおり。
まず売上ですが、前年同期比で10%の増収。
これをセグメント別に見ると以下のとおり主力のイタリア料理「オリーブ・ガーデン(Olive Garden)」をはじめすべてのセグメントで増収となっていますが、特にファインダイニング(Fine Dining)は57%もの増収。
これは主に買収したステーキハウスチェーン、ルース・クリス(Ruth’s Chris)78店の売上があらたに含まれているため。
尚、既存店売上は2.8%の増収と第1四半期の5%に対しやや低下。
但し、リック・カルデナス最高経営責任者(CEO)は、「既存店売上高は業界を上回り、市場シェアを拡大し続けた。」とコメントしています。
続いて利益ですが、1株利益(潜在株式調整後)は前年同期比で16%の増益
そしてアナリスト予想との比較では、以下のとおり売上は若干予想を下回ったものの、1株利益は予想を上回っています。
最後に注目の2024年の通期予想は調整後1株利益(潜在株式調整後)を前回予想の8.55ドル~8.85ドルから8.75ドル~8.90ドルへと上方修正しています。
以上、売上こそアナリスト予想をやや下回ったもののまずまずと言える決算。
そして自社株買いですが、第2四半期中に約120万株を総額約1億8,100万ドルで購入。
第2四半期末現在、10億ドルの自社株購入枠のうち約3億2,800万ドルを残し今後も購入を継続予定。
ということで、売上〇△、利益〇、通期予想〇=ホールド
です。
(たとえどんな理由があろうとも、2020年に大減配を実施した銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
よろしければ応援クリックお願いします。
にほんブログ村