IBMが現地時間の1月24日に2023年第4四半期決算を発表しました。
決算概要は以下のとおり。
まず売上ですが、173.8億ドルと前年同期比4.1%の増収、また為替の影響を除くと約3%の増収。
事業(セグメント)別の売上は以下のとおり。
注目のソフトウエア(Software)部門は前年同期比3.1%の増収。
またこれまで足を引っ張りがちだったインフラストラクチャー(Infrastructure)部門を始めすべての部門で増収となっています。
次に売上総利益率(グロスマージン)ですが、こちらもソフトウエア事業の0.5%増を始めすべてのセグメントで増加し、全体では59.1%と前年同期比で1.4%増となっています。
続いて利益ですが、1株利益(継続事業)は前年同期比で会計基準ベースで+13.1%、そして特殊要因を除いた調整後1株利益で+7.5%の増益。
また、アナリスト予想との比較では、以下のとおり売上はほぼ予想値に一致、調整後1株利益は予想を上回っています。
最後に注目の今期2024年の通期予想ですが、以下のとおりITソフトウエアとコンサルティングのサービス分野で、人工知能(AI)の事業への活用を目指す企業からの需要が増えていることが追い風となり、売上成長率(為替の影響を除く)1桁台半ば、またフリー・キャッシュ・フロー約120億ドルとしており、それぞれアナリスト予想の3%以下、110億ドルを上回りました。
昨年6月5日に保有全体の約75%を売却したこの銘柄ですが、売却した途端株価は上昇ムードに突入。
そして今回の(この銘柄にしては)好決算。
インカムゲイン投資家として配当を重視して売却に踏み切ったわけでその判断自体は後悔していませんが、株式投資の難しさを痛感しているところです。
以上、売上〇、利益〇、予想〇 = 保有継続
とします。
(増配率が超低空飛行を続ける配当貴族銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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永遠の不発弾IBMがまさかの復活とは誰も予期できませんでしたね
私も売却済みです
株は難しい
burdokさん
こんばんは。
永遠の不発弾とは言い得て妙ですね。
本当に株は難しい、と痛感させてくれる銘柄ですね。