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食品大手のモンデリーズ・インターナショナル(MDLZ)が現地時間の4月26日に第1四半期決算を発表しました。
前回の2021年第4四半期決算では売上はアナリスト予想を上回ったものの、利益の方は未達だったこの銘柄、果たして今回は?
ということで早速確認。
まずこちらがGAAPベース、いわゆる会計基準ベースでの概要となります。
売上は為替の影響はあったもののすべての地域で売上を伸ばし、前年同期比で7.3%の増収。
一方利益の方ですが1株利益はロシア侵攻に起因する費用の増加、デリバティブの時価評価益の減少、2022年に発生した無形固定資産減損、及び買収関連費用の増加等により10.3%の減益。
但し、特殊要因を除いた調整後1株利益は以下のとおり6.3%の増益となっています。
次にアナリスト予想との比較ですが、こちらの方は売上、調整後1株利益ともにアナリスト予想を上回っています。
最後に2022年通期の業績予想ですが、以下のとおり前期比で売上は4%かそれ以上の増収と前回予想を引き上げたものの、調整後1株利益はロシア侵攻による損失や、主にエネルギーコストの上昇による原材料費上昇を現時点で見込んでいることから、1桁台半ばから後半の増加と前回予想を引き下げています。
以上、まだら模様の決算内容となりましたが、
売上○、利益×○、予想△=ホールド
とします。
(ロシアのウクライナ侵攻の影響を受けている銘柄への投資に当たってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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