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食品大手のモンデリーズ・インターナショナル(MDLZ)が現地時間の7月26日に第2四半期決算を発表しました。
まずこちらがGAAPベース、いわゆる会計基準ベースでの概要となります。
売上は為替(ドル高)の影響はあったものの買収による恩恵もあり第1四半期に続きすべての地域で売上を伸ばし、前年同期比で9.5%の増収と好調を維持。
一方利益の方ですが1株利益は、前年同期における持分法による利益、デリバティブの時価評価益の減少、買収関連費用の増加等により約29%の大幅な減益。
但し、特殊要因を除いた調整後1株利益は以下のとおり1.5%の増益となっています。
次にアナリスト予想との比較ですが、こちらの方は売上、調整後1株利益ともにアナリスト予想を上回っています。
最後に2022年通期の業績予想は、上半期が好調だったことにより以下のとおり売上は前回4月発表の4%かそれ以上の増収に対して8%かそれ以上の増収と予想を引き上げたものの、調整後1株利益は1桁台半ばから後半の増加と前回予想を維持しています。
以上、原材料費や輸送費の増加、さらにはドル高というネガティブな影響がある中、まずまずの決算と言えるのではないでしょうか。
ということで、
売上○、利益×○、予想△=ホールド
とします。
(ドル高の影響を強く受けている銘柄への投資に当たってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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