通信大手のAT&T(T)が現地時間の7月22日に第2四半期決算を発表しました。
まずは決算概要(会計基準ベース)は以下のとおり。
売上は主力の携帯事業が5%増、またワーナーメディア事業が30.7増と好調で全体で7.6%の増収を達成。
有料テレビの契約者数は47万3000人の減少となったものの、市場予想の約60万人減を上回り、無線通信の契約者数は116万人増でアナリスト予想の約30万人増を大きく上回りました。
解約率も減少しています。
そして利益ですが、1株利益は会計基準ベースで前年同期の0.17ドルから0.21ドルと23.5%の増益。
また無形資産の償却等の特殊要因による影響を除いた、いわゆるNON-GAAPベースでも御覧のとおり前年同期比で7.2%の増益となっています。
さらに売上、利益ともにアナリスト予想を上回っています。
尚、こちらも注目の動画配信サービス「HBO」と「HBOマックス」の米国の契約者数は280万人増で合計4700万人、世界全体では約6750万人に達しています。
そして年末までに7000万から7300万人に増えると予想しています。
最後に2021年通期見通しですが、売上、利益ともに前回予想を上方修正しています。
ということで、この銘柄にしては素晴らしい決算と言えるでしょう。
AT&Tと言えば5月17日、傘下のワーナーメディア事業を分割し、同業のメディア大手ディスカバリーと統合して新会社を設立する、と発表したことは以前書きました。
そしてインカムゲイン投資家の最大の関心、配当はワーナーメディアの分離を考慮して金額が変更されることになり、年間配当支払いはフリーキャッシュフローの40%から43%とすることを発表した。
つまり分割に伴い、新AT&Tの配当は現在の配当に対してなんと約45%もの大減配となる予定。
ただ統合の完了予定は来年2022年半ば、ということでまだ時間はある。
以上、何はともあれ、売上〇、利益〇、予想〇
ということでとりあえずホールドです。
(来年減配が確定している銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
おはようございます。
今日はシェルの決算の予定ですね。
今回は少し期待していいのかなと思っております。。。
先月ですが、千葉県に不動産投資用として戸建てを一件購入しました。こちらは利回り13%です。株式と違い、入居者の退去、リフォーム等ありますが、配当額としては大きいので、こちらも頑張ってきたいと思います。
あおばさん
お久しぶりです。
お元気そうで何よりです。
原油価格の戻りでエネルギー銘柄の減配リスクはかなり低くなったと考えています。
(エクソン・モービルも配当維持を発表したところですし。)
不動産、購入されたのですね。利回り13%は素晴らしい。
当方不動産投資はしたことがないので、あおばさんが経験されたこと等、いろいろ教えてください。