以前の記事で確定拠出年金の受け取り手続きを開始したことを書きました。
この記事を書いている時点でいまだ口座への入金はされていないのですが、それなりの金額ですので入金後の運用をどうするか考えねばなりません。
その運用ですが、個別株(米国株メイン)でリスクの高い運用をしている当方としてはやはり元本保証商品等、リスクを抑えた運用を考えています。
というか、それはあくまで表向き、実のところは妻対策。
退職金の支給金額は妻に伝えてありますので、「ところでそのお金はどうしているの?」と聞かれた際にそれなりの(?)運用をしていることを示す必要がある。
とは言え、そのままゴミ、いや塵(ちり)レベルの利子しかつかない銀行口座に眠らせておくのは非常に面白くない、というか曲がりなりにもこれまで投資を続けて来た人間として許されない。(?)
ということで、候補として考えているのがこちら。
VYM(バンガード・米国高配当株式ETF)。
米国株で高配当株への投資を志した者であれば知らない人はいないでしょう。
平均以上の配当を出す普通株で構成されるFTSEハイディビデンド・イールド指数に連動するパフォーマンス(投資成果)を目的とするこのETFは、上記表のとおり経費率、つまり手数料が0.06%と非常に安い。
また現時点の分配利回りも3.16%と3%を超えておりまずまず。
とここで、
「いやいや、そもそもあなたは個別株、それも米国株でインカムゲイン投資をしているわけでしょ。これじゃ丸かぶり。全然リスク分散になってないじゃないの。」
というツッコミが入りそう。
うーむ、おっしゃるとおり。
ちなみにVYMの上位銘柄TOP10は以下のとおり。
黄色の銘柄が当方が保有している銘柄。
なんと1位のエクソン・モービルを始め6銘柄がかぶっているではありませんか!(汗)
ただ、やっぱり好きなんですよね~、米国株でのインカムゲイン投資。
ついついそちらになびいてしまう。
とは言え冷静に見れば現在の当方の退職金を含む資産を通貨別に見るとドル資産が全体の8割以上を占めており、やはり退職金については円のままで運用することがリスク分散の観点からも合理的。
いや、むしろドル資産を減らして、つまり売却して円資産を増やすべき、という考えがより合理的という話もある。
ということで、他の商品を模索し始めた米国株一直線のインカムゲイン投資家なのでした。
(退職金の運用にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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おはようございます。
結局、そこかっという展開ですね。
ホントに米国配当貴族銘柄がお好きなんでしょうね。
円とドルの分散という観点から、ドルETFではなく
日本の投資信託という手もありますね。
VYMの超低コストからするとちょっとだけ
管理手数料が高いでしょうが。
まぁ、いろいろと資金の振り分け先を考えるのが、これまた嬉しい悩みですね。良い週末をお過ごしください。
ウィニングチケットさん
おはようございます。
運用先をあれこれ考えること自体が楽しいんですよね~。
第2弾、第3弾の記事もすでに作成済みですので順次アップする予定です。
ウィニングチケットさんも日頃の激務の疲れを癒せるような楽しい週末をお過ごしください。
こんにちは。
円資産運用とリスク分散をお考えでしたら、経費率の高さは否めませんが、東証上場ETFで
1488 東証REIT指数
1489 日経高配当50
1566 新興国債権インデックス
1651 TOPIX高配当40
の組合せは如何でしょうか?
概ね税引後4%程度の分配金が見込まれて、しかも毎月入金です。
手前味噌となりますが、この組合せに長らくお世話になっています。
(現在は1489の割合を増やしてますが)
1489と1651で銘柄がカブるのでは?とも思われますが、1489はインカム重視、1651はキャピタル重視の動きをしてやや性格が異なります。
共に累進配当銘柄を抱えているのでインカム的にも安心感がありますよ。
ご参考まで。
運用先を考えるのは楽しいですよね♪
私が退職金を受け取れるのは21年後…
増税されないことを祈るばかりです…
それではどうぞよい週末をお過ごしください。
ツチヤ2号さん
こんにちは。
商品の紹介ありがとうございます。
ちょうど円建商品の検討をしていたので参考にさせていただきます。
(実はすでに記事を書いたのですが1つカブっていました。)
これまでREITには手を出したことはありませんでしたが、インカム重視ならありかもですね。
それにしてもツチヤ2号さんはまだお若いのに実にしっかりと運用していて感心しました。
ツチヤ2号さんも良い週末をお過ごしください。