以下のとおり2020年6月末時点の日本株のキャピタルゲインの状況を公開いたします。
それがこちら。
御覧のとおり、現在保有している日本銘柄は日本たばこ産業(JT)と2019年2月末に取得したオリックスの2銘柄のみ。(自社株分は除く。)
そして評価額合計はわずか533,150円と米国株に比べ極めて少額、1%程度にしかすぎません。
しかし、日本株への投資の場合もその投資方針はインカムゲイン投資に基づいたものであり、米国株と何ら変わることはありません。
とは言うものの、違いはあります。
その一番の違いは?と言えば、
もちろん株主優待。
日本銘柄への投資の場合、結果的にではありますが、現在優待のある銘柄に投資しています。
正確に言えばJTに関しては優待はまったく意識していなかったのですが、その楽しさを知ってしまい、オリックスについては優待を意識して投資した、というのが正直なところ。
この優待、今では配当に勝るとも劣らない位楽しみとなっています。
そして、家族(妻)へ株式投資の良さを理解してもらう意味を含め、極めて重要な意味を持つ、と考えています。
その評価損益ですが6月末現在で合計で208,750円もの含み損。
前月より含み損が拡大しています。
もちろんその原因は終息の気配が見えないどころか、各種制限の解除によってふたたび新規感染者が増加し始めた新型コロナウイルスの影響。
しかし、米国株式同様インカムゲイン投資家として時価はほとんど気にしていません。
ただ、米国株と日本株とで長期的なパフォーマンスがどうなるのか、という点は非常に興味があります。
当方の予想は米国株が日本株を上回る、というもの。
もちろん、これはあくまで当方が選定した数少ない銘柄のみでの比較であり、またそもそも投資したタイミングも銘柄数も金額も異なるわけでまったく意味のないもの、なのかもしれません。
仮にこの結果、米国株が日本株を上回ったとしても、だから日本株はダメ、などというつもりも毛頭ありません。
やはり自分には日本株は向いていない、実力がないだけ、ということです。
実力のなさに関してはこちらをご覧ください。

あるいは予想に反して日本株が米国株を上回るかもしれませんし、、(可能性は極めて低いと思っていますが。)
そう言う意味では今後の推移を非常に楽しみにしているところです。
ちなみにこの2銘柄の現在の優待内容は以下のとおりとなっています。
JT優待内容
Bコース 200株以上1,000株未満保有の株主様 【2,000円相当】
1. ご飯セット(28食)
2. カップ麺セット-鶏がら醤油(24食)
3. カップ麺セット-合わせ味噌(24食)
4. カップ麺セット-広東白湯麺(24食)
1から4の中からの選択

オリックス優待内容
ふるさと優待
「ふるさと優待」は、オリックスグループの全国のお取引先が取り扱う商品を厳選してカタログギフトに仕立て、対象となる株主の皆さまに、その中からお好きな商品を1点お選びいただく株主優待制度です。
また、100株以上を3年以上継続保有いただいている株主の皆さまには、ワンランク上のカタログギフトをお届けします。
株主カードによる優待
株主カードのご提示により、オリックスグループがご提供する各種サービスを割引価格でご利用いただけます。
以上、ご参考まで。
(優待狙いの日本株への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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おはようございます。
日本株で利益を上げるにはどうしても中小型株や配当の少ない成長株になってしまうんじゃないでしょうか。
というのも、日本のGDPの年間の成長率が1%未満なのに5%を超える配当を出していれば国内のみに留まっている大型株は単純計算で4%のマイナスになってしまいます。
(単純に計算したものなので、本当は海外売り上げ比率を考えなければいけません。)
売り上げ成長が望める株となると、それこそ今ではインターネットサービスになりますが、この種の銘柄は配当がとても少ないんですよね。。。
ただ、日本株では配当可能額が会社法により規制されていまして、米国株みたいにDebtをガン積みして自社株買いをして剰余金以上の配当はできないんですよね。
日本株での配当可能額の算定に必要なのはあくまでも「剰余金」cです。
https://www.shinnihon.or.jp/corporate-accounting/commentary/companies-act/2016-06-03-04.html
https://www.shinnihon.or.jp/corporate-accounting/commentary/companies-act/2016-06-03-05.html
あたりが参考になるかと思います。
ひろーさん
配当可能額ですが剰余金が潤沢にあれば多くの配当支払いは可能なわけですから、要は利益を出し続けていれば日本企業でも多くの配当支払うことはできます。
やはり日本企業の場合一般的に米国企業より稼ぐ力が劣っている(利益率が低い)、さらに株主還元への意識が低いことがしぶちん配当の原因だと思います。
ちなみに米国でも債務を支払えないような配当は行ってはならない、とされているわけで負債をいくらでも増やせるわけではありません。
> ちなみに米国でも債務を支払えないような配当は行ってはならない、とされているわけで負債をいくらでも増やせるわけではありません。
はい。
担保付社債(担保分のみ) > 無担保社債 > 劣後債 > 優先株 > 普通株 の順位で弁済されるため、そのような条項が入っているのは至極自然ですね。
日本株は、利益率は米国株に劣後し、
配当も貴族が花王しかおらず
王はもちろん皆無ですが
なんといっても優待が楽しみですね。
株式は一回買ったら長期保有、
いや永久保有を企んでいる我が家は、
やはり毎年いただける優待が楽しみで保有し続けられる
という日本株は結構あってるみたいです。
正直者さんと同じく、絶賛評価損祭りですが
気にせず配当と優待をしぶとくもらい続けます。
まあ塩漬けともいいますが。
塩漬けの日本株ですが、
株価が上がったら、キャッシュに多少は
いや半分くらいは
替えてP&GやマクドナルドやJNJやMMMなど
もっと買いたいところです。
ウィニングチケットさん
当方も頭では優待するならその分配当に回すべき、と思いつつもその魅力にある意味はまっております。(苦笑い)
米国株で配当を稼ぎ、ゆとりを持って日本株で優待を楽しむ。
案外これが精神的にも良いのかもしれませんね。