これまで毎月月初に銘柄選定のベースとなるリストである「次は何を買おうかリスト」を愚直に作成して来た当方ですが、今回新たなリストの作成を決意しました。
それが、
「次は何を買おうかリスト(配当貴族銘柄編)」
配当貴族銘柄とはご存じのとおり25年以上連続銘柄を続ける企業のこと。
そして今回取り上げた銘柄は、以下の基準を満たしている銘柄。
・S&P500銘柄
・25年以上連続増配継続
・時価総額30億ドル以上
つまり、S&P 500 Dividend Aristocrat index に従った基準を満たしている銘柄としました。
「一体なぜここに来て新たなリストを作成したのか?」
ですが、その理由はこちらをご覧ください。(汗)
そう、大減配を発表したロイヤル・ダッチシェルは2014年以降増配がストップしていた。
「いやいや、そりゃーたまたまそういうこともある。」
って確かにそうなのですが、曲がりなりにもインカムゲイン投資家として銘柄選択する際には、やはり配当貴族に焦点をあてるべき、と思ったことも確か。
ということでこちらが5月末現在のリストとなります。
ベースは4月30日時点で基準を満たした63銘柄。そして予想配当利回りの他に予想PERを追加しています。
これを見ると25年以上の増配を続けている銘柄でもその配当利回り、つまりある意味人気度には大きなばらつきがあることがわかります。
そして利回り上位10銘柄がこちら。
こちらにはエクソン・モービル、AT&T等の「次は何を買おうかリスト」での常連銘柄の他に見慣れない銘柄達も数多くランクインしている状況が見て取れます。
参考までにそれら銘柄の会社概要は以下のとおり。
ピープルズ・ユナイテッド・ファイナンシャル
ピープルズ・ユナイテッド・ファイナンシャルは米国の金融持株会社。
個人、中小企業、地方自治体向けに商業銀行、小売銀行、卸売銀行、財産管理などのサービス、また、信託、現金管理、地方自治体向け資金調達などのサービスを提供。
その他、証券仲介、投資顧問、投資管理、ファイナンスリース、生命保険などの事業を展開。
フランクリン・リソーシズ
フランクリン・リソーシズは米国の資産運用持株会社。
フランクリン・テンプルトン・インベストメントは子会社。米国内外の機関投資家、個人資産家、ラップ口座保有顧客に投資信託の運用・管理、投資アドバイス、株主向けサービス、オープンエンド型ファンドの引き受け、売り出し・募集、証券代行、証券保管、信託などのサービスを提供。
フェデラル・リアルティ・インベストメント・トラスト
フェデラル・リアルティ・インベストメント・トラストは米国の不動産投資信託会社。
小売・複合施設の所有、管理、開発、再開発を手掛ける。
主に米国東北部、中部太平洋地域、およびカリフォルニア州において、近隣ショッピングセンターに投資活動を行い、複合施設やショッピングセンターを所有する。
レゲット・アンド・プラット
レゲット・アンド・プラットは家庭用家具、商業用備品・部品のデザインと製造を行う。
マットレス内スプリング、ボックススプリング、ベッドフレーム、いす・ソファー用スプリング、マットレス・家具用布地製品などを製造するほか、商業用ショーケース、その他店舗内備品、オフィス家具部品、自動車座席用スプリング・部品、および鋼棒・鋼線などの工業原料を扱う。
リアルティ・インカム
リアルティ・インカムは、商業用不動産に投資する米国の不動産投資信託会社。
主に独立しているシングルテナントの物件を長期リースで取得。
さらに、さまざまな業界において複数のテナントに賃貸する物件ネットのポートフォリオを取得する。
米国の49州とプエルトリコに位置する物件を所有。ポートフォリオ全体の99.5%は、シングルテナントの物件である。
アムコア
アムコアは包装・パッケージ多国籍企業。
包装の企画、開発、制作、ソリューションサービスに従事。
軟包装、カプセル、パウチ、プラスチック容器、ボトル、フィルム、特殊強化ダンボールなどを取り扱う。
食品、飲料、医薬品、家庭用品、ペット用品、たばこ、医療機器など世界中に様々な分野の顧客を持つ。
(以上、YAHOOファイナンスより)
うーん、新鮮。
「こちらの銘柄から次回の銘柄選定をするのも悪くない。」
と思い始めたインカムゲイン中年投資家なのでした。
何はともあれ本リストが皆さんの銘柄選びの参考になれば幸いです。
(本リストに基づく投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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