4月を最後に中断し先月から復活させた 「次は何を買おうかリスト(配当貴族銘柄編)」をアップデートしました。
配当貴族銘柄とはご存じのとおり25年以上連続銘柄を続ける企業のこと。
そして取り上げた銘柄は、以下の基準を満たしている銘柄。
・S&P500銘柄
・25年以上連続増配継続
・時価総額30億ドル以上
つまり、S&P 500 Dividend Aristocrat index に従った基準を満たしている銘柄となっています。
ということでこちらが10月末現在のリストとなります。
尚、今月から新たな項目、平均増配率(5年)を追加しています。
毎度のことですが、これを見ると同じ配当貴族銘柄、つまり四半世紀以上の長きに渡り増配を続けている銘柄でもその配当利回り、つまりある意味人気度には大きなばらつきがあることがわかります。
さらに今回平均増配率(5年)を加えたことで、同じ配当貴族銘柄でも直近数年の平均増配率には大きな差があることもよくわかります。
特に上位陣の中で目立つのがアッヴィ(No.4)。
5年平均18.5%という増配率は頭一つ抜け出ています。
そして同業で比較するのも面白い。
例えば飲料銘柄のコカ・コーラ(No.17)とペプシコ(No.21)は現時点の配当利回りはコカ・コーラの3%に対してペプシコは2.7%と大きな差はありませんが、平均増配率(5年)はコカ・コーラの4.4%に対してペプシコは7.8%とペプシコが大きくリードしています。
もちろん過去の数字が必ずしも未来を表すわけではない。
それを十分理解した上で、各数字を比較検討した上で自分なりの解釈を加えて銘柄を選ぶ。
これが銘柄選びの楽しさと言えるのではないでしょうか。
いずれにしても長きに渡り増配を継続してきた銘柄がインカムゲイン投資家にある種の安心感を与えていることだけは確かです。
何はともあれ本リストが皆さんの銘柄選びの参考になれば幸いです。
(本リストに基づく投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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ご無沙汰しております。おおきなわっかです。お元気でしょうか?銘柄候補リスト見ました。3.5%以上の銘柄欲しいなと思いました。去年からのコロナ禍にも関わらず米国株の強さを改めて知るこのご時世、凄いですね。年の瀬も迫り年末までの米国株動向が今日以上の記録つくるか楽しみにしております。正直者様、これから冬で厳しい季節迎えると思いますが体調に気を付けて下さい。失礼します
おおきなわっかさん
お久しぶりです。
お元気そうで何よりです。
確かに米国株は強いですね。この先長期金利が安定的に推移してくれれば、安心できそうです。
おおきなわっかさんのコメントにはいつも元気づけられます。
今後ともご愛顧宜しくお願い致します。
おはようございます。
配当金は貰うために投資を始め、
高配当にニンマリし
増配という配当金が増えることを知り
さらに連続して配当金が増える企業を知り
さらにさらに増配がなんと四半世紀も続く企業が
たくさん世界にある事を知り
その破壊力を教えていただいたのは
正直者さんのこのプログ(正確にはこのプログの前されていたお引っ越し前のプログですね。)
とにかく極度の配当金愛好家であった私は
高配当リスク無視で、日産やロイヤル・ダッチ・シェルなどでやられましたが、とてもいい勉強になりました。
今は、投資を考える際は目の前の高配当は無視して
将来の増配率と企業自体の成長率を見るようになりました。
また、個別減配リスクも身にしみて勉強できたのでとてもいい経験になっています。個別メインから投信積立をメインに据えてパフォーマンスも安定して来ました。
これも正直者さんのこのプログがあったからこそ、乗り越えて来れた道のりです。
ありがたいです。
ウィニングチケットさん
こんばんは。今日は祝日だったようですが、いつもどおりしっかり働いて来ました。(苦笑)
ウィニングチケットさんの現在の投資法はまさに王道というか成功への最短ルートだと思います。
そしてそんな投資法に辿りついたのも、あくまでウィニングチケットさんが自身の力で手に入れたものです。
但し、当方の数多くの失敗が少しても参考になっていればこれに勝る喜びはありません。
がんばってブログを続けて来た甲斐があったと言うものです。
夜分に失礼いたします
私もウィニングチケットさんと同じ道を歩んでいます。
個別株がメインでロイヤル・ダッチ・シェルもまだ持っていますが、増配率と企業の成長率は見て銘柄を選んでいます。
私の投資履歴書を始め、毎日の記事からいろいろ勉強させてもらっています。
配当金も増えております。
これも正直者さんのプログがあったからこそと思います。
ありがとうございます。
そだおさん
お元気そうで何よりです。
こちらこそいつもコメントありがとうございます。
インカムゲイン長期投資を前提とするなら増配率と企業の成長率優先は鉄則です。
あと市場の偉大さを絶対に忘れてはいけない。
つまりS&P500に連動するETF等で市場全体を買うことも鉄則だと思っています。
特に確定拠出年金や積立NISAにおいては鉄則ではないでしょうか。