謹賀新年
早速ですが、日本株購入検討のために昨年1月から作成を開始した「次は何を買おうかリスト(連続増配20年以上-日本銘柄編)」のアップデートを行いました。
取り上げた銘柄は、連続増配年数が20年以上の銘柄。
2024年12月末時点の配当利回り順のリストが以下となります。
左から、銘柄名(コード)、連続増配年数、配当利回り、予想PER、PBR、株価となっており、連続増配年数が20年以上の銘柄の出典元は「ザイ・オンライン編集部 (2023年12月2日公開)」。
但し、例えば3月決算会社の場合は2024年3月期決算発表時に公表された直近の配当をベースに連続増配年数をアップデートしており、直近では6月決算会社のパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)を20年から21年にアップデートしています。
尚、物流大手のトランコム(9058)については、9月17日に「MBO の実施及び応募の推奨に関するお知らせ」と「2025 年3月期配当予想の修正(無配)に関するお知らせ」をリリース。
米投資会社ベインキャピタルと組んで株式の公開買付けを実施することにより株式を非公開化し、上場廃止となる予定である旨、また2025年3月期の中間配当及び期末配当を行わないことを決議したことを発表。
その後臨時株主総会での承認により2025年1月14日までの間整理銘柄に指定された後、2025年1月15日をもって上場廃止の予定となっていることから、リストから除外しています。
御覧のとおり配当利回り1位は毎度毎度の三菱HCキャピタル(8593)。
【特色】三菱UFJグループ。日立キャピタルと21年4月統合。リース首位級。M&Aで海外展開加速
【連結事業】カスタマー54(4)、海外地域22(4)、航空11(13)、ロジ6(14)、不動産5(13)、環境エネ2(15)、モビリティ0(73)【海外】39 <24・3>
【連続最高益】需給逼迫で航空機上振れ。海上コンテナと鉄道貨車好伸。大型売却で不動産が伸びる。米国トラックと国内再エネの貸し倒れ下押しでも連続最高純益。26年3月期は航空機と物流が続伸して堅調。
【ロボット】搬送ロボット開発の国内企業と資本業務提携。サブスク型ロボサービスの提供目指す。海上コンテナ投資額が今期2000億円に。アセット1兆円に迫る。
【業種】 リース・消費者金融 時価総額順位 1/16社
(会社四季報より)
直近の業績ですが、11月14日に発表した2025年3月期第2四半期決算は増収(+13.5%)、増益(営業利益+58.7%、経常利益+55.9%、中間純利益+17.0%)と好調。
また、今期2025年3月期通期予想(当期純利益)は進捗率は45.7%にとどまっているものの、航空セグメントやロジスティクスセグメントにおいて期初計画を上回る業績を見込むことや、下期に環境エネルギーセグメントにおいても期初計画を上回る売却益を見込むことなどから、前回予想の(親会社株主に帰属する)当期純利益1,350憶円を変更していません。
そして一株配当についても前期の37円に対し8.1%増配の年間40円を修正していません。
12月31日時点の予想PERは10.83倍、またPBRは0.87倍であり決して割高ではないこと、またこの銘柄の場合株価が千円ちょっとで買いやすいというのも魅力の一つであり、十分買い増し対象となり得ると考え、12月には200株程買い増しを実施しています。
ただいまだ総株式資産に占める割合が0.5%にも達していませんので、更なる買い増しも考えているところです。
何はともあれ、本リストが皆様の銘柄選びの参考になれば幸いです。また本年も変わらぬご愛顧よろしくお願いいたします。
(本リストを妄信しての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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