現在NISAと言えば、昨年2024年から始まったいわゆる新NISAのこと。
しかし当方の場合いわゆる旧NISAも運用中。
その旧NISAに関しついつい忘れがちなってしまうことがある。
それは旧NISAの非課税期間は5年間であるため、2021年に一般NISAで買付された株式・投信等の残高の非課税期間は2025年の12月で終了してしまうということ。(2022年以降に買付されたものについても5年経過後に順次非課税期間が終了する。)
そして非課税期間終了後は、NISAで保有していた株式や投資信託は自動的に課税口座に払い出し(移動)され、課税口座へ払い出しされる際の取得価額は購入当時の価額ではなく、年内最終取引日の時価(終値等)となるため、売却時はこの取得価額を上回った部分が利益とみなされ、課税されてしまう。
よって払い出しの時よりも高い価額で売却すると、実際に買付した時より価額が下がっていたとしても課税されてしまう。
現NISAは非課税期間が無期限となったので、このことをついつい忘れがちになってしまうのです。
つまり2021年に一般NISAで買付した銘柄は必ず年内に一旦売却し、継続保有したいのであれば(新)NISA枠で購入しておく必要がある。
尚、証券会社により異なる場合がありますが、2025年末の受渡最終日は、
・国内株式: 2025年12月26日(金)まで
・米国株式: 2025年12月24日(日本時間12月25日午前3時まで)まで
となっています。
ちなみに当方の場合、2021年の購入銘柄はギリアド サイエンシズ(GILD)。
これを受け渡し期間内に売却することになるわけですが、今悩んでいるのは2026年に売却資金でどの銘柄を購入するか?
基本ギリアドの再購入となりますが、うれしいことに旧NISA枠で100万円ちょっとで購入したのですがその後の株価上昇で現時点では300万円を超えている状況となっており、仮に売却時と再購入時の株価に変動がない場合、成長投資枠の240万円を超えてしまうことから、保有株数に変動がなくてもNISA枠で購入できない分が発生するため手取り配当額が減少してしまう。
インカムゲイン投資家として配当の減少は避けたい。
よって現時点では240万円分はNISA枠でギリアドを再購入し、残りは配当が減らないようより配当利回りの高い銘柄を購入することを考えています。
ということで、銘柄選びの機会が発生したことで、喜んでいる単細胞シニア投資家なのでした。
(旧NISA銘柄の保有継続判断にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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