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たばこ銘柄のフィリップ・モリス(PM)が現地時間の12月5日、配当のお知らせをリリースしました。
内容は、
・12月19日時点の株主に対し1株当たり1.17ドルを来年の1月10日に支払う。
というもの。
この銘柄の増配タイミングは前回10月の支払い時、ということで今回も前回と同額となっています。
今さら説明するまでもなくフィリップ・モリスはもっぱら海外販売、そして袂を分かったアルトリア(MO)が国内担当となっています。
しかし、最近の増配率を見ると意外なことに国内担当のアルトリアに対して大きく後れを取っている状況。
アルトリアの場合はビールの世界最大手、アンハイザー・ブッシュ・インベブへの投資からの収益がある、という特殊事情もあるとはいえ、ある意味アメリカ国内ではマルボロを始めとする製品にブランド力がある、ということなのでしょう。
ただ今後フィリップ・モリスが増配率をアップさせる可能性がないわけではありません。
もちろんその可能性を握るのが加熱式たばこのアイコス(IQOS)。
以下のとおり販売開始以降、順調にその売上を伸ばしています。
そしてアメリカを筆頭に紙巻きたばこに対する風当たりが世界的に非常に強くなっていることも加熱式の追い風となっているのです。
ただたとえ増配率が低くともこの銘柄を手放すことはないでしょう。
もちろんその理由が安定した高いレベルの営業キャッシュフローマージンにあることは言うまでもありません。
(投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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