今さら書くまでもありませんが、インカムゲイン投資家のお楽しみと言えば配当。
当方の場合配当金を受領する都度金額等を記録しているわけですが、それと同時に集計しているデータがあります。
それが、
銘柄ごとの投資回収率とそのランキング。
投資回収率とは、総配当受領額(税引き後)の総投資額に対する割合のこと。
例えば総投資額が100万円でこれまで受領した配当金の総額が10万円であれば投資回収率は10%といった具合です。
回収率が100%を超えれば投資分はすべて回収された(元が取れた)、つまり今後万が一会社が倒産して紙くずになっても損はしない、ということになります。
こうなればもう左うちわ状態、あとは余裕を持ってこのいわば”殿堂入り銘柄”を見ることができるわけです。
もちろん回収率は買い増しすればするほどその割合は下がってしまうわけですが、それでもこの数字を見るのは楽しいものです。(ちょっと変わり者?)
2019年もドミニオン・エナジーからの配当金をもって終了しましたので、早速データの最終集計を行いました。
その結果がこちらとなります。
まずは参考情報として総配当受領額の上位5銘柄のリストとなります。
こちらは言うまでもなくロイヤル・ダッチシェルの圧勝。
もちろんその理由は現在全体の約30%を占めるこの銘柄の投資金額(の多さ)と購入時の配当利回りの高さにあることは言うまでもありません。
続いて第2位はアルトリア。
こちらは何と言ってもその増配率の高さがこの金額の源泉となっています。
続いては投資回収率の上位5銘柄です。
残念ながらいまだに100%超えの殿堂銘柄は出ていません。
堂々の1位はファイザー、そしてマクドルド、アルトリアと50%超えとなっています。
一方金額でダントツだったロイヤル・ダッチシェルがランクインしていないのは投資年数が少ない上に2017年に大きく買い増しをしているため。
当たり前の話ですが、投資期間が長ければ長い程、かつ買い増しをしなければそれだけこの数字は上がるわけで、この順位が決して真の実力を表しているわけではないのですが、「モチベーションアップ」の意味でその目的は十分、いや十二分に果たしていると言えるでしょう。
これら数字を眺めていると日々の仕事でのストレスも軽減されるというものです。(やっぱり変わり者?)
何はともあれインカムゲイン長期投資家の皆さん、一度お試しあれ。
(投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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