12月8日に公益事業銘柄のサザンから配当を受領しました。
企業概要
サザンは公益事業持株会社。
子会社を通じて、3つの州の電気事業会社、4つの州の天然ガス配給会社、全米の卸売顧客にサービスを提供する競争力のある発電会社、大手分散エネルギーインフラストラクチャー会社、光ファイバーネットワーク、及び通信を通じて900万人の顧客にサービスを提供している。
原子力発電所、水力発電所、化石燃料発電所、複合サイクル・コジェネレーション発電所を所有、運営する。
また1世紀以上に渡ってエネルギーの未来を築き、無炭素原子力、先進的な炭素回収技術、天然ガス、再生可能エネルギー、エネルギー効率と貯蔵技術を含むエネルギー資源の完全なポートフォリオを開発。
さらに革新と低炭素の未来への業界をリードするという意志を通じて、顧客とコミュニティが成長と繁栄を促進するために必要なカスタマイズされたエネルギーソリューションを開発。
(YAHOOファイナンス及び会社HPより)
サザンの増配タイミングは6月支払い時ということで、今回も前回同様1株当たり0.68ドルとなっています。
業績の方ですが、直近の2022年第3四半期決算は、前年同期比では増収増益。但しアナリスト予想との比較では売上は予想を大きく上回ったものの調整後1株利益の方は予想を下回っています。
一方、2022年の通期予想は、調整後1株利益が3.50ドルから3.60ドルの範囲の上限に近い(前期2021年の3.41ドルに対しては2.6%から5.6%の増益)としており、前回予想に対し「上限に近い」という部分が追加されています。
サザンと言えば、きっちりとした配当政策を持っている会社。
毎度毎度のコメントとなってしまいますが、業種柄この銘柄の特徴と言えば何と言っても(逓減状態にあるとは言え)その安定した増配率。
現在まで21年連続増配を継続中。
そして注目すべきは、
この銘柄が1948年以降75年に渡り1度たりとも減配をしていない。
という事実。
この安心感、安定感。
現在のようにこの先更なる利上げと景気後退が織り込まれている、つまり事業環境にとって逆風下の状況にあって、この銘柄の保有が安心感を与えてくれていることだけは確かです。
(原発への依存度を高めている銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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