以前初心者の方でも読みやすく、しかも株式投資、特に米国株投資の正しい知識が十分身につき、かつ確実に成功に導いてくれる良書ということで3冊の本を紹介させていただきました。
しかし今回、この3冊に加えるべき本があることがわかりました。
それがはちどうさんが書いた、「世界一やさしい米国株の教科書1年生」。
はちどうさんは、同じ米国株ブログ仲間、というか2015年にブログをスタートさせており、当方よりはるかに先輩。(年齢は一回り以上違いますが、、、(汗))
実は当方がブログを始めたばかりの頃、その完成度の高いブログを折に触れ参考にさせていただいた(注:決してパクってはいません。(小汗))、というか勉強させていただいた、という経緯がありまして。
例えば今でも非常に重宝しているモーニングスターのポートフォリオ・マネジャー(無料)などは実ははちどうさんの記事で初めて知ったのでした。
さらに現在保有のアッヴィ(ABBV)ですが実ははちどうさんのブログで初めてその銘柄の存在を知り、投資に至ったという経緯があります。
さて本の内容ですが、タイトル、「世界一やさしい米国株の教科書1年生」の名のとおり、まさに教科書にふさわしい内容。
この本は株とは何か?から始まり、なぜ米国株に投資すべきか、どの銘柄に投資すればよいか、実際に購入するにはどうすればよいか、を投資に必須の知識を含め、手取り足取りていねいに、わかりやすく教えてくれます。
しかも「なぜ米国株に投資すべきなのか?」が実に理論的に、あくまで公平な視点から説得力をもって説明されているのです。
そして教科書というだけあって投資をする上で必要な基礎知識がほぼすべて網羅されている。
当方が株式投資を始めた2004年にこの本が出ていたら、そしてこの本を読んでいたら。
以下のような大失敗をすることは決してなかったことでしょう。
「なるほど教科書としてすばらしいのはわかったけど、本のタイトルのとおりしょせん1年生レベルなんでしょ?」
と思われた方?
例えば
・あなたはアセットアロケーションとポートフォリオの違いを明確に説明できますか?(答えは本書88ページをご覧ください。)
・米国株投資家の確定申告にに必須の外国税額控除ってきちんと理解してますか?(答えは本書198ページをご覧ください。)
そう、この本はすでに株式投資を始めておりある程度の知識がある方にも十分役立つ情報がつまっているのです。
さらに「いやいや、そんなのもうとっくに知ってるよ。」
という方、
こんなお役立ち情報があるの、知ってました?
(答えは本書246ページをご覧ください。)
ということで、「1年生、ということは今後2年生、さらには3年生と続編が出るに違いない。」と期待を膨らませている中年投資家なのでした。
(ホームカントリーバイアスに基づく投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。(ホームカントリーバイアスって?という方、答えは本書61ページをご覧ください、、、)
よろしければ応援クリックお願いします。
にほんブログ村