6月11日にエネルギー銘柄のエクソン・モービル（XOM）から初めての配当を受領しました。
今回の配当額ですが1株当たり0.87ドル。
エクソン・モービルと言えばエネルギー大手の中でも株主還元に力を入れている銘柄。
昨年までの連続増配年数は37年を数えています。
これが原油価格が業績に連動するという宿命にありながら、過去の乱高下をもろともせず増配を続けて来た、という意味で他のセクターの銘柄の連続増配以上に価値のあるもの、と考えています。
ちなみに直近の増配率は以下のとおり。
しかし、通常の増配タイミングである今回の配当は前回3月の支払いと同額。
そう、つまり増配を見送った。
このまま12月まで増配がなければついに連続増配記録が途切れてしまう、ということになります。
ただ今年はそんなことを言っていられません。
もちろんその理由は新型コロナウィルスの影響。
その感染拡大とともに原油価格は暴落、現地時間の4月20には先物期近物が一時マイナス価格をつけるという前代未聞の事態となったことはいまだに記憶に新しいところ。
4月末以降は右肩上がりになっているとは言え、いまだ過去の水準には遠く及ばない状況。
エネルギー銘柄の業績が原油価格と連動することを考えれば、現在の価格がこのまま続くようだと今期の業績は悲惨なものとなることでしょう。
だからこの銘柄には増配など1ミリも期待していません。
現在の配当を維持してくれさえすれば十分、いや十二分。
もちろんその鍵を握るのは原油価格。
そしてその原油価格を左右するのは、この先の景気動向に影響を与える各国、特に米国の経済、金融政策、そして何よりOPECを始めとする産油国の原油生産量の取り決め。
とりあえず7月末までの減産の延長はサウジアラビアとロシアの思惑通り決定したものの、その先はどうなるか全くわからない。
むろん一番の特効薬はそれこそ新型コロナウィルスに対するワクチンと治療薬が早急に開発・量産化されること。
ということで、日々のニュースをこれまで以上に目を皿にしてチェックしているエネルギー銘柄ホルダーなのでした。
（原油価格低迷時のエネルギー銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。）
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こんにちは。
コロナウィルスは当方の地元の伊豆では出たら超珍しいくらいに全然広まってないです。
伊豆はそもそも自然が多く、その上野生動物も多いので、都会から見たらある程度不潔なんです。ただ、このある程度不潔と言うのが重要で、アレルギーとかアトピーとか体感的にすごく少ないんですよ。
案外人間に備わっている免疫システムで人口が密集しない&野山が保全されている地域では広がりにくいウィルスなのかも知れません。
エネルギー銘柄は配当が貰えないと利益率が低い現状では下方向にすっぽ抜けて行ってしまうのが怖いですね…。
2016年あたりまではエクソンの方がシェブロンよりも優秀だったので、シェブロンの経営陣は知恵を振り絞っていたんでしょうね。
（逆にエクソンはその期間にひたすらLong Term Debtをガン積みしてきたと言う…。）
ひろーさん
こんばんは。
ひろーさんは伊豆の方だったんですね。
今年のお正月にはとバスで伊豆方面のツアーに参加しましたが、冬でも温暖で食べ物（魚とシイタケを食べました）はおいしいしとてもいいところですよね。
そう、以前はエクソンが圧倒的優位にあったのですが、ここ最近シェブロンが大きく巻き返しています。
やはりきちんとモニターし続けることが必要ですね。